[VARIATIONS]“味”を表現した3本の復刻時計
異なるアプローチで“味”を表現した3本の復刻時計を紹介。
ダイヤルデザイン、ケースデザイン、表示方法で当時のディテールを感じ、自分好みを見極めたい。
[Dial design]SSケース、45mm径、手巻き。185万9000円/パネライ(オフィチーネ パネライ 0120-18-7110)
「パネライ/ラジオミール カリフォルニア」イタリア海軍に実際に使用された腕時計をリバイバル。
“味”を生み出しているのは“カリフォルニアダイヤル”と呼ばれるローマ数字とアラビア数字を組み合わせた個性的なダイヤルで、軍事機密の保持からブランド名は記載されなかった。
ヴィンテージ加工のケースと相まって存在感を放つ。
[Case design]世界限定250本。K18サンドゴールドケース、縦38×横41mm、自動巻き。682万円/オーデマ ピゲ(オーデマ ピゲ ジャパン 03-6830-0000)
「オーデマ ピゲ/リマスター02 オートマティック」1950年代に流行した建築様式、ブルータリズムの影響を受け、1960年に7本のみ製造された「5159BA」の造形を再解釈した。
アシンメトリックなケースデザインと、ケースや針、ダイヤルに採用されたK18サンドゴールドの輝きが目を引く。
[Display method]SSケース、縦25.6×横30.9mm、クオーツ。12万1000円/ハミルトン(ハミルトン / スウォッチグループ ジャパン 03-6254-7371)
「ハミルトン/PSR 74」スペーシーデザインを纏う世界初LED式デジタルウォッチ「ハミルトン パルサー」の1974年モデルをベースに再構築。
アイコニックなケースは横幅約31㎜と小ぶりで、ディスプレイは液晶と有機ELテクノロジーを組み合わせたハイブリッドタイプ。
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