坂東さんにとってのFUN-TIME
ニュージーランド、スイスなどで過ごした期間もあるという坂東さん。その際、日本ならではの距離感にギャップを覚えることもあった。
「日本人特有の人との距離感があると思うんです。ニュージーランドに留学していたときは、ホームステイ先のお母さんが『リョウ、お帰り!』と頬にブチュッとキスをしてくる。そんなカルチャーにも触れて育ってきました。
今後は自分の気持ちにもマッチする環境、つまり海外での活動も視野に入れていきたい。そんな野心も持っています」。
仕事もプライベートも“人に会うこと”が坂東さんのFUN-TIME。この先もコミュニケーションを大事にしながら、俳優として、人間としてますます成長していくに違いない。
「誰かの人生を生きる俳優という仕事だからこそ、自分の人生を“ちゃんと楽しく”生きなければいけないと思うんです。自分なりのFUN-TIMEがなければ、どんな仕事だって続かないですから」。
坂東龍汰●1997年、ニューヨーク生まれ、北海道育ち。2017年にデビュー。映画、テレビドラマ、舞台で幅広くキャリアを重ね、演技を磨いてきた実力派だ。25年1月17日(金)、初の単独主演映画『君の忘れ方』が公開。カメラ、油絵、古着店巡り、野球、フットサルなど多彩な趣味を持つ。
OCEANS 2/3月合併「冬の街角パパラッチ」号から抜粋。さらに読むなら本誌をチェック!