いつでも格好良くありたいし、頼られたい。男とはそんな生き物。だからかもしれない。年を重ねてもミリタリーに惹かれてしまうのは。ただ、街で着るとなると少々勝手が違ってくるのでご注意を。
そこは経験を重ねてきた大人の腕の見せどころ。オーセンティックで武骨なアイテムをモダンに品よく、というアンビバレントなアプローチでうま〜くこなした大人たちを、ここでフィーチャーしたい。
【写真9点】「軍ものを上品に溶け込ます“大人ミリタリー”3選」の詳細を写真でチェック ① “ガチミリタリー”とは一線を画す巧妙なアイテム選び
ジャケット=ハイク スウェット=アクネストゥディオズ カットソー=ベドウィンアンドザハートブレイカーズ パンツ=アーツアンドサイエンス シューズ=ヴァンズ 帽子=タコマフジレコード 眼鏡=金子眼鏡×ユナイテッドアローズ バッグ=ノーブランド 腕時計=カシオ ネックレス=ノーブランド
▶︎岡田さんのスナップをすべて見る 岡田壮平さん(41歳) 軍アウターとはいえ、岡田さんのチョイスはなかなかにして機転が効いている。往年のアイテムによく見られたヘチマキルティングのライナーを裏方から主役に抜擢したアウターゆえ、MA-1やM-51といった“ガチ”とは違い、どこか軽やかである。
それに輪をかけ、オリーブのミリタリー感を程よく中和する爽やかなキャップや、重厚感をいなすスケシューとの共演もシティとの距離を縮めるいいきっかけに。
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