▶︎
すべての写真を見る なにかとお酒を飲む機会の増える年末年始。そこで料理に一過言を持つ男たちが、特別な日に相応しいウマい日本酒をセレクト!
日々醸造の「日日 自社田」
720ml 1万1000円/日々醸造 office@sake.inc
標高の高い兵庫県の東條秋津地区で育てられた、“酒米の王様”ともいわれる山田錦のみで醸した一本。豊かな風味としっかりとした旨みが持ち味で、料理の味を引き立てる。
「僕の場合、上質な日常を過ごすうえでこの日本酒は欠かせません。水のように身体への負担がなく、その一方で深い味わいが余韻となって長く残る。
原料の山田錦は隣り合わせの田んぼで育てたもののみを使用していて、米の品質が均一。それゆえ、キメの細かさも際立っています。ぜひこの豊かな旨みを堪能していただきたいですね」。
李白酒造の「李白 特別純米酒」
720ml 1540円/李白酒造 0852-26-5555
島根県が誇る明治15年創業の老舗の代表銘柄。そのなかでも酒造好適米、五百万石を58%使用したこの純米酒は、いかなる温度だろうと風味やコクが損なわれることはない。
「日本酒を燗でいくのにちょうどいい季節となってきました。ただし、なかには常温派、温かい屋内で冷酒を、なんていう方もいるでしょう。
これはどんな温度でも本来の味わいが楽しめるオールラウンダーで、コクとキレが秀逸。
僕の場合は、塩とオリーブオイル、黒胡椒、柑橘の果汁を搾った、素焼きのキノコと一緒に燗でいただくのが好きですね」。
| 推薦人 ロバート 馬場裕之さん お笑いトリオ、ロバートの一員としてバラエティ番組で活躍。料理好きは有名で、それにフォーカスした書籍やYouTubeも話題を呼ぶ。今年10月、宮古島に自身の店、宮古冷麺をオープンさせた。 |
2/3