とことんシンプル、かつリーズナブルゆえ、ユニクロのウェアが頼もしい味方であることは周知の事実だ。ただ、もっと仲良くなるためのキーワードがある。それが、「脱・普通な着こなし」だ。
だが安易に奇をてらった着こなしを目指してはピエロになるのがオチ。ではどうするか。そのヒントはやっぱり街にあった。
【写真7点】「気概を感じるユニクロコーデ」の詳細を写真でチェック
① ユニクロの軽アウターを仕込んで今の気分に
コート=グラフペーパー ジャケット=ユニクロ パンツ=ザラ シューズ=コンバース 帽子=カシラ 眼鏡=アイヴァン バッグ=トーガ×ポーター
▶︎稲葉さんのスナップをすべて見る 稲葉正桂さん(46歳) 稲葉さんが選んだのはユニクロのマウンパ風軽アウター。山着を街でも、というアプローチは昨今のお約束。その流れを踏襲したカタチだ。でも、まんま合わせたのでは芸がない。
そこで相棒に選んだのは、襟の切り替えが目を引くステンカラーコートと大柄なチェックのクラシカルなパンツ。テイストを揃えるのはいわば王道。とはいえ、昨今の新潮流たるアイテムとクラシカルな風情のアイテムで表現した違和感にこそ、ユニクロ服を存分に活かすヒントが隠されている。
2/3