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定番「レベルソ」からスポーツモデルまで、注目作を一気見!



卓也
 さて、「ジャガー・ルクルト 銀座並木ブティック」の店内に入ってきました。さっそく、お話を伺ってよろしいでしょうか?

スタッフ はい、よろしくお願い致します。

卓也 まず、ブランドについて簡単にご説明いただけますか?

スタッフ ジャガー・ルクルトは1833年に誕生した、完全自社製造のメゾンのひとつです。今、そういったメゾンは非常に少なくなっています。自社以外でも、すごく有名な時計ブランドにムーブメントを供給していたこともあり、これまでに1400ものムーブメントを開発してきた歴史があります。

卓也 すごい歴史ですね。では早速、順番に見せていただきましょうか。



石橋 これがマスター・ウルトラスリムか。

スタッフ 非常に薄型のモデルで、ラインナップのすべてが10mmもない薄さで作られています。この薄さでありながら自動巻であることも特徴です。やはり、時計は薄ければ薄いほど、高度な技術が必要になってきます。

「マスター・ウルトラスリム・パーペチュアルカレンダー」(ステンレス、39mm、自動巻)444万4000円/ジャガー・ルクルト 0120-79-1833

「マスター・ウルトラスリム・パーペチュアルカレンダー」(ステンレス、39mm、自動巻)444万4000円/ジャガー・ルクルト 0120-79-1833


石橋 めっちゃ好みっすわ。

スタッフ シンプルな3針のデイト時計もございます。

[左]「マスター・ウルトラスリム・デイト」(SSケース、39mm、自動巻)148万7200円、[右]「マスター・ウルトラスリム・デイト」(18KPG+ダイヤモンドケース、39mm、自動巻)444万4000円/ジャガー・ルクルト 0120-79-1833

[左]「マスター・ウルトラスリム・デイト」(SSケース、39mm、自動巻)148万7200円、[右]「マスター・ウルトラスリム・デイト」(18KPG+ダイヤモンドケース、39mm、自動巻)444万4000円/ジャガー・ルクルト 0120-79-1833


石橋 うわ。めっちゃ格好いいな。ドンズバですね。

スタッフ ベゼルがダイヤのタイプと、シンプルなステンレスのタイプがございます。

石橋 やっぱり、めちゃくちゃ薄いんですね。

卓也 その分、ちょっと軽いんですか?

スタッフ そうですね。ムーブメントも薄いので、腕に乗せたときに非常に馴染みのいいモデルです。



スタッフ 続いて、マスター・コントロールというモデルです。「1000時間コントロールテスト」という、ジャガー・ルクルトのテストを最初に行ったモデルになります。

「マスター・コントロール・クロノグラフ・カレンダー」(18KPGケース、40mm、自動巻)519万2000円/ジャガー・ルクルト 0120-79-1833

「マスター・コントロール・クロノグラフ・カレンダー」(18KPGケース、40mm、自動巻)519万2000円/ジャガー・ルクルト 0120-79-1833


石橋 さっきのマスター・ウルトラスリムより、ちょっと厚みがありますね。

卓也 こちらはゴールドですか?

スタッフ ピンクゴールドと黒の文字盤を合わせたデザインです。今までのジャガー・ルクルトとはまた違う、攻めたイメージがありますね。非常に人気のあるモデルです。

卓也 これ、意外といいかもよ。

石橋 確かに。ちょっと僕のイメージではないけど、着けてみたら意外と……というのはありますからね。気になるな。



卓也 ちなみに、こちらはおいくらですか。

スタッフ 519万円ぐらいです。

卓也 おおー、なるほどね。じゃあ、まあまあ……。

石橋 「まあまあ」っていう値段ではないですから(笑)。

卓也 こちらは、ニュークリエイションって書いてありますね。

「レベルソ・トリビュート・デュオ・トゥールビヨン」(SSケース、45.5 × 27.4mm、手巻)1733万6000円/ジャガー・ルクルト 0120-79-1833 ※価格は2024年10月8日時点

「レベルソ・トリビュート・デュオ・トゥールビヨン」(SSケース、45.5 × 27.4mm、手巻)1733万6000円/ジャガー・ルクルト 0120-79-1833 ※価格は2024年10月8日時点


スタッフ 発表されたばかりのいちばん新しいモデルです。実は国内でも、こちらの並木ブティックにしか展示しておらず、いま日本に1本しかない、すごく特別な時計になります。

卓也 こんな運命はないぞ。

石橋 確かに。

スタッフ 「レベルソ・トリビュート・デュオ・トゥールビヨン」というモデルで、昨年出たのはケースがピンクゴールドのものなのですが、今年は新しくステンレススチールのモデルが登場しました。

藤井 トゥールビヨンということは、“超絶機構”ですね。

卓也 超絶機構って何ですか?

藤井 いわゆる複雑機構のトップクラスですね。時計の精度を究極に保つための機構で、精度に姿勢差が影響しない。とにかく、この技術が載っている時計は、ケタがひとつ違ってきます。

スタッフ こちらは現在の価格で約1733万円(※為替によって変動あり)ですね。



卓也 お〜。そうなんだ。じゃあ、まあまあまあ……。

石橋 だから、「まあまあまあ」じゃなくて!



卓也 そういえば、四角いモデルが結構多いよね?

藤井 ジャガー・ルクルトは、このレベルソという角形の時計がアイコニックなモデルになっていて、それにトゥールビヨンを載せたものがこのシリーズです。もっとシンプルなデザインで、レベルソのなかではスタンダードなモデルもあります。

卓也 角形も格好いいよね。

藤井 試着するとわかると思うんですけど、ケースが反転するんですよ。

石橋 だからこれ、ケースがずれてるんだ。

「レベルソ・トリビュート・クロノグラフ」(SS、49.4×29.9mm、手巻)389万4000円/ジャガー・ルクルト 0120-79-1833

「レベルソ・トリビュート・クロノグラフ」(SS、49.4×29.9mm、手巻)389万4000円/ジャガー・ルクルト 0120-79-1833


藤井 もともとドレッシーなスタイルなんですけど、出自としてはポロ競技をやるときに着ける時計です。馬に乗って競技するときに、文字盤に傷がついたりするのを避けるため、反転させて文字盤を傷つけないようにしたんです。

石橋 なるほど。

藤井 これはジャガー・ルクルトのレベルソ独自の機構になります。こういったロマンやうんちくがあるので、好きな人は多いですね。

卓也 いいなー!

藤井 ケースバックにエングレービングもできますよね。

スタッフ はい、行っております。

藤井 ケースの裏に自分の好きなサインなんかを忍ばせておくこともできます。

石橋 すっげえ!



卓也 もう、これにしなよ?

石橋 ちょっと待ってくださいよ〜。



藤井 これはポラリスというコレクションですね。ジャガー・ルクルトのなかだと、いちばんマッシブな男らしいスタイルの時計だと思います。

卓也 ちょっとゴリッとしている無骨な感じもあっていいね。

石橋 これもめっちゃ格好いいな。

「ポラリス・デイト」(SS、42mm、自動巻)173万3600円/ジャガー・ルクルト 0120-79-1833

「ポラリス・デイト」(SS、42mm、自動巻)173万3600円/ジャガー・ルクルト 0120-79-1833


スタッフ 1968年に誕生したモデルですが、2018年に一度復刻しまして、そのタイミングでポラリスという名前になりました。“ラグスポ”といって、ラグジュアリーとスポーティを融合させたスポーツモデルになります。

卓也 スポーツといえば石橋は最近、FNS27時間テレビの100kmサバイバルマラソンにも出場しましたし、月に何回も走る仕事してるじゃない?

石橋 そうですね。2週間後にも走ります。

卓也 スポーティな石橋さんにはもってこいだ。

藤井 そういうライフスタイルの方に、まさしく似合う時計だと思いますよ。

卓也 でもって、ラグジュアリーですから。

石橋 卓也さんにも似合いますよ。

卓也 実は俺もちょっと好みなんだよね。


4/5

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