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2024.11.13

氷上を走る世界最先端のカーレース!EVの楽しみを広げるこれからのモータースポーツの在り方



カップルやファミリーで賑わう新横浜の一角にある新横浜スケートセンターで、珍しい氷上のインドアモータースポーツ「SDGs 氷上電気カート競技会(SDGs ERK on ICE)」が行われた。

「ERK」とは「Electric Racing Kart」。つまり電気モーター駆動のレーシングカートの略称で、電池やモーターの性能次第では時速140kmを超える速度での走行可能な高性能マシン。二酸化炭素の排出もないのでクリーン&サイレントなモータースポーツとして年々愛好家を増やしている。



排ガスのないクリーンなカートはインドアとの相性も良く、車体に特別仕様のスタッドレスタイヤを履かせることによって、「スケートリンクでカーレース」というゲームのような状況が実現。コンピュータ制御によって最高速度を抑え、適度に滑り、適度にグリップする独特な乗り味を安全に楽しめる。

開会式では電気自動車(EV)の普及を目指し活動している市民団体、日本EVクラブの代表を務める自動車評論家・舘内 端さんが挨拶を行い、ERKが日本のみならず世界の最先端のモータースポーツであることや、世界の二酸化炭素排出量のうち約20%の原因となっているモーターリゼーションを変革しうるEVの可能性について語った。


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