秋でもショーツに「ジョーダン 4」
アントニー さあ、 ラストはこちらでございます。
平 またジョーダンですか。
アントニー 1のトラヴィス、4のリーバイスと来て、4のトラヴィス(ナイキ「エア ジョーダン 4 トラヴィス スコット」)です。
だいたいみなさん、トラヴィスのコラボは逆スウッシュのジョーダン 1が最初だと思ってるんですよ。確かに1の認知度は高いんですけど、実は4のコラボが先なんです。
小島 そうでしたっけ。全然覚えていないなあ。
アントニー 今トラヴィスを履いている人たちって、ミュージシャンとしてのトラヴィスを知らない人も多いじゃないですか。デザイナーだと思ってる人もいる。
でも僕は結構昔から、ラッパーとしてのトラヴィス・スコットが好きだったんですよ。
トラヴィスやエイサップ・ロッキー、タイラー・ザ・クリエイターとかって、ラッパーとして超一流でありながら、注目すべきファッションアイコンでもある。そんな重要人物とのコラボを見逃がすわけにはいかないですよね。
小島 どんなところに惹かれたんですか?
アントニー まず、スニーカーでこういう水色って見たことないぞと。この水色とライナーの赤の対比もいい。水色が散りばめられたパーツも、デザイン的に利いている。
でも発売当時すぐに完売しちゃって、どんどんプレミアが付いていったんです。こりゃもう買えないかなって。そんなときに僕のお笑いの先輩である……。
平 え、また大地さん?
アントニー かまいたちの山内(健司)さんという方がいて。
平 そっちかい。
アントニー 山内さんがこのトラヴィスをさらっと履いていて。「トラヴィスじゃないですか!」って言ったら「ああ、これええやつみたいやな。でもトラヴィスって何なん?」って。
僕が喉から手が出るほど欲しいスニーカーを、山内さんは何も知らないのに、カネにモノを言わせて入手している。腹が立ちましたねえ。
ただ山内さんは自分で「みんなが欲しがっている高いスニーカーは、俺が買う」と宣言している方。そこまで言われると逆に気持ちいいんですけど。
小島 でも結局手に入れたんですね。
アントニー 買えなかったんですけど、周りにはずっと欲しいと言っていました。そうしたら友人知人たちが、誕生日にプレゼントしてくれたんですよ。
平 それはいい思い出だ。
アントニー はい。今やトラヴィスはナイキのモデル名みたいに思っている人もいるので、ここで改めて「トラヴィスはそもそもラッパーだよ。そしてこのコラボが最初だよ」って言いたかったんです。
夏にショートパンツに合わせて履くべきだったかもしれませんが、この秋改めて。でも僕は毎年、11月いっぱいはショーツなんですよ。パーカ、ショーツ、ジョーダン4。11月はこれで行きます。
一応言っておくと、僕が長い丈のパンツをはくのは12月、1月、2月だけです。
小島 期間が短かすぎる(笑)。
アントニー ちなみに僕とチョコプラの松尾(駿)さんは、毎年「どっちが先にショーツをはき始めるか選手権」を開催しています。松尾さんが2月下旬にはき始めたときがありましたが、「まだ寒いわ」って言ってました(笑)。だいたい2人とも春先にはショーツです。
平 さすがに寒いでしょ?
アントニー 我慢です。やっぱり、ショーツでスニーカーを履くのが大好きなんですよね。
平 いやはや今回もボリュームたっぷりでしたね。最高のエピソードトークでした。さすがです。
小島 次がこの3人での最後の回で、平さんがリコメンドするスニーカーをお届けします。アントニーさん、次のアポイントがあるそうですけど、大丈夫ですか?
アントニー 大丈夫です。ただ最終回は僕が巻きを図りますので、視聴者の方はそこにもご注目ください(笑)。
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