50代は「最適化」、無理せず大事なことを優先する生き方
50代に入ってから、⺠生は「最適化」という考え方に焦点を当てるようになった。
「50代になると体力が落ちるんだよね(笑)。20代の頃の半分くらいしか持続力がない気がする。でも、その代わり、自分にとって本当に大事なことだけをするようになった。得意なことは自分でやるけど、苦手なことは人に任せるようにしてる。昔は『できません』って言うのが格好悪いと思ってたけど、今はそれが一番賢い選択だと気づいたんだ」。
一方で、仕事に対する姿勢は変わらない。たとえ辛い仕事に直面しても、彼はこう考える。
「仕事なんて、いつも楽しいことばかりじゃない。でも、その中でどう楽しむかを工夫するんだよ。視点を変えれば、少し楽になることだってある。そういう柔軟さが大事なんだよね」。
ここで、⺠生はさらに率直な本音を語る。
「俺、実はよくクヨクヨしてるんだよね(笑)。若い頃からずっとそうで、何かあるとすぐネガティブに考えちゃうし、ちょっとしたことで悩んでしまう。でも、それでいいと思ってるんだ。いくつになっても。失敗も何度もしてきたけど、結局どれも覚えてないし、なんだかんだで何とかなるんだよね」。
⺠生にとって、失敗して落ち込むことも人生の一部だ。そして、そういうときは無理に立ち直ろうとせず、自然に任せることが大切だと語る。
「結局、悩んだ時間だって無駄にはなってないと思うよ。何かしらの学びになってるんだろうからさ。だから、そこも焦らずにやっていくのが一番だと思うんだよね」。
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