デニム熱が再燃しつつある、なんて囁かれていたのは何年前だったか。今ではすっかり復権し、秋を迎えその傾向はますます強まっている。
と、ここで気になるのが、「じゃあみんな、どんなデニムを選んでいるのか」ってこと。今回、オーシャンズはメルマガ読者を対象にデニム選挙を実施。307名の投票に見る最新デニム事情、開票速報をどうぞ。
“愛用中のデニム”はリーバイス 501が圧勝!
“デニムの王様”は、やはり他を寄せ付けぬ地盤の硬さを誇っていた。
「現在、愛用しているデニムはなんですか?」の問いに対し、なんと
157票が「リーバイス」に集中。まさかの過半数超えという圧倒的な結果となった。
さらに
157票のうち、86票が「501」を指名。なかでも
「66モデル」や
「1995」を愛用しているという声が目立ったほか、
「505」(15票)、「517」(7票)、「502」(6票)、「511」(2票)などの型番も挙げられた。
15〜16歳の頃、ダウンタウン浜田さんへの憧れで「501」をゲットしたというさらば森田さん。今年入手した1950年代の「501XX」を腰ではくのが今の気分だとか。
しかし、なぜリーバイスは、特に501はここまで深く愛されるのか。
「現在愛用中のデニムのお気に入りポイントを教えてください」と聞いてみたところ、501の愛用者たちからは次のような声が寄せられた。
リーバイス 501愛用者の声
「中学生のとき、初めてかっこいいと思い購入したのが501で、それからずっと501一択」(40代、神奈川県)
「初めて自分で買った501なので長く愛用して自分好みに育てています」(20代、大阪府)
「高校生の時に大金はたいて購入した物で、綺麗な縦落ちが気に入っている」(40代、北海道)
「もうすでにボロボロになって、パッチしまくり、穴あきまくりですが、何時もたたきしたり、リペアして穿いてるところ」(30代、兵庫県)
「高校から履いて育てたので愛着しかない」(20代、石川県)
「人生の2/3を一緒に過ごしています」(50代、東京都)
「1937は初めて買った新品のリーバイスで、自分で糊付けして育てており、愛着があります。66後期は古着屋で見つけ、色落ちの綺麗さとハチノスが好みのつき方です」(20代、静岡県)
ほかにも多くのコメントが寄せられたが、501を選ぶ人たちはデザインはもちろん、総じて
「愛着がある」という意見でおおむね一致。青春時代に惚れ込んで以来、今なお気持ちにブレはなし、という声も相次いだ。
「1947モデル」を愛用中の男性は、
「リアルヴィンテージは手が届かなくなったが、今後ヴィンテージとなり得るものがまだお手頃価格で楽しめるから選んだ」(30代、東京都)と語ったが、同様に
“新品をヴィンテージになるまでずっとはき続ける”といった声も跡を絶たない。
ロッチのコカドさんも501ラバーのひとり。中学時代に古着店で出会った「66モデル」が原体験だそう。
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