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大きく報じられている「フリーク・オフ」の闇

今回いちばん注目されている黒い噂は、ディディ自身が「フリーク・オフ」と呼んでいた闇深いパーティです。

2000年代、高級住宅街ビバリー・ヒルズのハンプトンなどで、ディディが年に1回主催していた「ホワイト・パーティ」と呼ばれるセレブや大企業のCEOたち、政界の重要人物など多くの有名人が参加するパーティがありました。

その2次会としてディディとより親密な関係のあるセレブたちだけが参加できる闇深いパーティとして知られていたのが、フリーク・オフなのです。

フリーク・オフで行われる数々の悪行のなかには、薬物や酒の乱用、性的な乱行はもちろん、新規の参加者には無理やり危ない薬を摂取させて意識朦朧としている間に悪行に参加させていたり、受け手のなかには未成年も多かったという噂です。

さらにすべての部屋にはカメラが設置されており、その一部始終を録画したものを使ってのちに権力のある参加者たちを脅したことで恐喝の容疑でも起訴されています。



供述の中には参加させた娼婦をスーツケースに入れて路地裏のゴミ捨て場に捨てたという想像を絶する悪行もあったといわれています。

さらに、パーティーに参加する前に秘密保持契約にサインさせられており、内容を話せば逆に逮捕されてしまうような状況も作ったといわれています。

「なんで今まで誰もその内容を暴露しなかったのか?」という疑問がありますが、その秘密保持契約書や録画していた動画が不可抗力となっていたという噂です。

ちなみに3月に行われた家宅捜査から押収された物の中にそのビデオだけでなく、1000本ものベビーオイルもあったことで話題を集め、SNSでもミーム化されてしまいました。

パーティーにはセレブや政界の大物も

ホワイト・パーティーに参加しているセレブや有名人は多く、参加している様子が確認できる写真も多数残っています。有名どころでは、俳優のレオナルド・ディカプリオ氏、プロバスケットボール選手のレブロン・ジェームズ氏、11月の大統領選挙を控えているカマラ・ハリス氏とドナルド・トランプ氏などが挙げられます。

この事件は政界にも影響があるのでは? という見方をしている人も非常に多いのですが、ホワイト・パーティーに参加しているからといってフリーク・オフに参加していたこと、または悪行に及んだことの証拠になるとも限らず、だからこそのややこしさもあるのです。

さらに注目を集めているのが、同じHIPHOP業界で名を馳せたジェイZとビヨンセ夫妻。世界中に名を馳せエンタメ業界での権力も大いにある2人ですが、特にジェイZはフォーブス誌に名前が必ず載るほどの億万長者です。そんな大物夫妻もいかがわしいパーティーに参加しただけでなく、ディディを手助けたしたことも多く、次逮捕される候補として上がっていて注目を集めています。


しかし不思議なことに、パーティーに参加した大物のセレブたちなどの有名人は、誰一人として公の場でディディの事件に触れるような発言をしてません。それゆえに怪しさが増しており、「次はどの有名人が逮捕されるのか?」と注目が集まっているのです。


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