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ジープのトップたる走破性とラグジュアリー

満充電での航続可能距離は300マイル(約483km)以上。600馬力を発揮するモーターを搭載し、前輪と後輪を別々に制御する全電動4WDがそのパワーを受け止め、オンロードでもオフロードでも、最適な車両姿勢や駆動力配分を行ってくれる。

だから停止状態からわずか3.4秒で60mph(約97km/h)に達するほど凶暴な加速力を発揮するスポーツカーとして、ハイウェイを疾走することができる。

一方でジープブランドらしく、5つのドライブモード(オート、スポーツ、エコ、スノー、サンド)から適切なモードを選ぶことで、あらゆる天候や道路状況に対応してくれる。だから海遊びや山遊びもガンガン楽しむことも可能だ。

ラングラーなど他のジープ車同様、路面状況に合わせて走行モードを選べるセレクテレインが備わる。

ラングラーなど他のジープ車同様、路面状況に合わせて走行モードを選べるセレクテレインが備わる。


さらにジープブランドの最高峰モデルにふさわしく、マッキントッシュの最高級オーディオシステムが用意されたり、アルミニウムをはじめとした金属加飾が惜しみなく備わり、シートヒーター&ベンチレーションを備えたシートが前後に備わる。もちろん、最新の運転支援機能も搭載される。

アメリカでのローンチエディションの販売価格は7万1995ドル(約1050万円)。 

アメリカでのローンチエディションの販売価格は7万1995ドル(約1050万円)。 


2024年秋、つまりもう間もなくアメリカとカナダで発売され、その後世界中に販売される予定だという。果たして日本にも導入されるのか?

小さいジープ(アヴェンジャー)は間もなく日本へやって来そうだが、ワゴニアSの朗報も待ちたいところだ。

籠島康弘=文

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