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2024.08.30

ファッション

「ノア」ジャパンディレクターのスーツ論「柄スーツは、色に主張のある小物で着流す」

「ノア」のスーツ。英国の名門、フォックスブラザーズのウールを採用したダブル。

「ノア」のスーツ。英国の名門、フォックスブラザーズのウールを採用したダブル。


「Feel So Goodなモノ語り」とは……
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ノア ジャパンディレクター
中根吉浩さん
大手セレクトショップPR、ディレクターなどを経てフリープランナーとして独立。2019年に現職に就任し、日米の橋渡し役を務める。80〜90年代のレベルミュージックに造詣が深い。
クラシックでシンプルなスーツだけでなく、柄を利かせた遊び心のあるスーツを着るのもハマっています。

ヴィンテージのリングとブレスレット。ブレスは中空のK16ゴールド、カレッジリングは30年代のもの。

ヴィンテージのリングとブレスレット。ブレスは中空のK16ゴールド、カレッジリングは30年代のもの。


代表例はブラウン系チェックのスーツで、その際、ゴールドやバーガンディといった色に主張のある小物を加えて、気分を上げています。

「オールデン」の靴。経年変化したバーガンディのコードバンが、華やかなスーツと好相性。

「オールデン」の靴。経年変化したバーガンディのコードバンが、華やかなスーツと好相性。


といっても、あまりギラギラしないように、腕時計であれば色褪せたヴィンテージ、ブレスレットなら軽快さのある中空仕様のK16ゴールドといった具合に、バランスを取ることを心掛けています。

ヴィンテージの腕時計。ロレックスの70年製の「GMT マスター」。“ルートビア”と称される名品は、色褪せたベゼルや文字盤がスーツに合う。

ヴィンテージの腕時計。ロレックスの70年製の「GMT マスター」。“ルートビア”と称される名品は、色褪せたベゼルや文字盤がスーツに合う。


インナーはヴィンテージのバンドTが定番。大人っぽく着こなすなら、ニューオーダーの名作が鉄板。

「ニューオーダー」のTシャツ。インナーは80年代のバンドT、中でもニューオーダーがマイ定番。

「ニューオーダー」のTシャツ。インナーは80年代のバンドT、中でもニューオーダーがマイ定番。


かのピーター・サヴィルが手掛けた秀逸なグラフィックが馴染むんです。

品田健人、箱島崇史、松林寛太=写真 黒澤卓也、長谷川茂雄=文

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