連載「俺のクルマと、アイツのクルマ」男にとって車は名刺代わり。だから、いい車に乗っている人に男は憧れる。じゃあ“いい車”のいいって何だ? その実態を探るため「俺よりセンスいいよ、アイツ」という車好きを数珠つなぎに紹介してもらう企画。
■41人目■accoさん(42歳)
2児の母で、育児の傍ら(「もうだいぶ手はかからなくなってきました」本人談)企画・デザインの仕事を手掛ける。女性らしいインテリアを中心とした完成度の高いカスタム・ジムニーで注目を集める。インスタグラム@acco_jimny
スズキ ジムニー
軽規格でありながら、ラダーフレーム、副変速機付きパートタイム4WD、3リンクリジットアクスル式サスペンションを備えた本格的なクロスカントリーモデルとして根強い人気を誇るスズキ・ジムニー。2018年に登場した4代目は高いオフロード性能を引き継ぎつつ、愛らしいルックスで女性からの支持も非常に高い。
見た目に惚れ込み「黒ジムニー」を即決!
軽でありながらラダーフレーム&パートタイム4WDを搭載するジムニー。現行型は本格的なオフローダーでありつつ、キュートなデザインで女性ウケも抜群。ジムニーを愛車に迎える女性を指す「ジムニー女子」なる言葉も生まれた。
インスタグラムでMyジムニーを数多く紹介しているaccoさん。ガーリーな仕上がりのカスタムジムニーには、お気に入りの愛車への愛情とセンスに満ちている。
すでに所有して約5年が経過したとのことだが、そんな月日を感じさせない美しい仕上がりのカスタムは、数多のジムニー女子はもちろん、男性ユーザーも参考になるだろう。
「本格的な4WD車だからといったこだわりは全然なかったんです。次の愛車候補のひとつではありましたが、単純に見た目が格好いいなと思う程度でした。
そんなときに急遽、新しい車に乗り換えなければならない事態になり、通りかかったディーラーでたまたまオーダーキャンセルで店頭に出てきたブラックのジムニーと出会い、即決したんです」。
タープテント用カージョイントを使用し、ジムニーでタープを固定。青空の下に素敵なリビング空間が完成。
accoさんのジムニーは、フロントグリルやタイヤ&ホイールの変更、リアラダー(ハシゴ)の追加といったライトなカスタムが中心で、ドアミラーやホイールなどは「黒×茶」で統一すべく部分塗装を施している。
ノーマルの持つ軽快さ&キュートさを維持しつつ、十分なカスタム感をも感じさせる仕上がりだ。
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