株式会社ユーグレナの取り組み
ユーグレナ社は「人と地球を健康にする」ため企業哲学を「Sustainability First(サステナビリティ・ファースト)」と掲げ、食糧問題や環境問題などの社会課題を、企業グループで事業を通じて取り組み、持続可能な社会を目指します。
具体的には、「ヘルスケア事業」、未来環境を守るエネルギー「バイオ燃料事業」、途上国の栄養問題を解決する「ソーシャルビジネス」など、地球規模で取り組んでいます。
3つの業務内容
ユーグレナの研究開発
株式会社ユーグレナ提供
サステナビリティを軸に最新鋭バイオテクノロジーを推進し人と地球に貢献すること。ユーグレナの優れた特性、機能性を活かし、肥満状態の改善、健康寿命の支え、心の健康スコアの改善、化粧品の製造販売など多方面にわたりユーグレナの高い効能を活かすため、日々研究開発を進めています。2005年には株式会社ユーグレナが世界で初めて‘食用屋外大量培養’に成功しています。
ヘルスケア事業
からだにユーグレナ フルーツグリーンオレ味|株式会社ユーグレナ提供
ユーグレナは野菜に含まれるビタミンやミネラルだけでなく、魚に含まれるDHA、EPA、日常では摂りにくい不飽和脂肪酸など59種類もの栄養素を含んでいます。そこでユーグレナの持つ効能を全面的に利用し、地球上のすべての人々の栄養が偏りなく、元気に暮らせる社会を目指し研究を続けています。
健康は美しさにも直結することから、化粧品、エイジングケア品、インナービューティー・サプリメント、ドリンク類など、健康寿命を支え、健やかにパワフルに、そして美しく生きる提案をしているのです。
エネルギー・環境事業
フライト当日に実施した記者会見の様子(鹿児島空港にて)|株式会社ユーグレナ提供
ユーグレナは培養方法によって体内により多く油を作ることが知られています。こうしてできるユーグレナのバイオ燃料が、バスや航空機の燃料として利用できれば、私たちの目指すサステナブルな社会も夢ではありません。
実際にユーグレナ社のバイオ燃料「サステオ」(使用済み食用油(廃食油)とユーグレナなどの藻類を原料として製造)を製造。2018年には横浜市にバイオ燃料製造実証プラントを完成させ、2020年3月に次世代バイオディーゼル燃料が完成。
これまで川﨑鶴見臨港バス(陸)や八重山観光フェリー(海)にも導入し、2021年6月には国土交通省が保有・運用する飛行検査機、プライベートジェット「HondaJet Elite」によるフライト(空)にも成功。未来の乗り物は大気汚染を限りなく最小限度にするという希望が現実となってきました。
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