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長い付き合いになりそうな「グラディエーター」

現在の村田選手は8月21日(水)から始まるプロツアー初戦に向けて、練習と準備に余念がない。ただし「サーフィンは楽しむモノ」をモットーに、決して気負い過ぎずにサーフィンライフを送っている。

「約2年前に『グラディエーター』を手に入れましたが、クルマを買い換える予定は全くありません。遠征も、普段使いも、大好きなキャンプもいつも一緒に行きますが、本当によく走ってくれますし、まだまだガンガン乗り倒していきます」。

ちなみに村田選手の実父「おとん」も元サーファー(現役?)でクルマ好き。現在の愛車はレンジローバーだ。ボードもクルマも「モテるか否か」も大切な基準となっており、単なる移動手段ではない、自分の個性を表現するパートナーとして大切にしている。



22歳にして輝かしい経歴を誇り、プロのサーファーとしてデビュー戦を控える村田選手。サーフィンの腕は超一流なのはもちろん、日本では珍しい「グラディエーター」を選ぶあたり、刻一刻と変化する波と対峙する感覚が働いたのかもしれない。

トレンドに敏感な人間は、すでにピックアップの魅力に気づいている。都会で使いやすいとは言い難い半面、どんな自然でも負けないタフさを持っている。そのタフさにプロサーファーとして共鳴する何かがあるのかもしれない。

アントレース=取材 シャガデリック=文

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