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しゃっくりが止まらなかった「10辛」

ここからは本気のココイチが見える「辛さ」だ。甘口からなんと20辛まで選ぶことができる。僕は10辛を頼んだことがあるけど、完食したもののしゃっくりが止まらなくてしばらく味覚がおかしかった。



だけど、不思議なのは残さずに食べ切れること。最後のひと口まで美味しくいただけた。多くの人が知らないと思うけど、20辛は1辛の約48倍の辛さだ! 数字で見ると、一気に頼む勇気がなくなる。しかもメニューには小さな文字で、「今までに15辛を完食した方に限らせていただきます」と書かれている。

20辛に挑む前に、チャレンジに値する人物かどうかふるいにかけられるってわけだ。というか、そもそも頼んでいる人がいるんだ!

そしてイタリア人として考えられないのは、甘口のソース! 辛い料理に甘口のソースをかけるという発想はまったくなくて、初めて見たときは脳がフリーズしたけれど、食べてみたら新しい世界の扉が開いた。ココイチでわかりやすいイラストの説明を見ながらいつもチャレンジしている。

ココイチのカスタマイズは無限



最後にトッピングのチョイスだ。野菜にするか、揚げ物にするか、卵にするか。サクサク感のあるカツはなぜカレーと最高に合うのかと思いながら、最後の最後には違うトッピングを選んでしまう。僕のお気に入りは、意外と思われるかもしれないけど、ほうれん草だ。

カレーのカスタマイズの魅力は、無限の可能性があること。

辛党の人は超激辛にスパイシーなトッピングをプラスして、さらに刺激的なカレーに。マイルド派の人は甘口にとろけるチーズやきのこをトッピングして、まろやかなカレーに。

ヘルシー派の人はココイチベジのベースに野菜をたっぷり乗せて、ヘルシーなカレーに。冒険好きな人は普段選ばないようなベースやトッピングに挑戦して、新しい味を発見しよう。



カレーのカスタマイズは、自分だけのオリジナルカレーを作る楽しさだけでなく、食に対する探究心も満たしてくれる。

ココイチをきっかけに、自分だけのカレーの世界を広げてみない?

▶︎マッシさんの公式Xはこちら!

マッシ=写真・文 池田裕美=編集

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