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道東エリアで、志を同じくする仲間たちと出会う

デザイン会社で、2年ほど働いた後に独立。企画、編集の仕事をフリーランスで始めました。その時につくったのがローカルメディア『道東をもっと刺激的にするメディア Magazine 1988』。当時から目線は北見市に住んでいる人だけではなく、道東に広がっていました。

独立して1年ほど経った頃の中西さん

独立して1年ほど経った頃の中西さん


「北見市には10万人ほどが暮らしています。これから人口がどんどん減っていくなかで、北見市だけをフィールドにするのは先細りしてしまうんじゃないかという不安がありました。そこで道東に住んでいる人たちに届けることを目標にしたんです。かつての自分がそうだったように、今は地元を出ているけれど、いつかは帰りたいと思っている人に、道東の情報を伝えることを目的につくりました」

取材を通して多くの人と知り合っていくうちに、情報発信よりも、地域の方が抱える課題を一緒に解決をしていくことが求められていると気づいた中西さん。

「取材をしていくなかで、道東の他のエリアで自分と同じような活動をしている人とも知り合いました。話していると近くに仲間がいないとか、この先も1人でやっていく不安など、みんな同じようなことに危機感を持っていたんです。そんな閉塞感を感じているなら、みんなで力を合わせようと自然と集まっていきました」

2019年に5名のメンバーで〈ドット道東〉を設立。道東をフィールドに、編集やプロデュース、イベントの企画、運営などの活動をしていきます。

 〈ドット道東〉の立ち上げメンバーの5人

 〈ドット道東〉の立ち上げメンバーの5人



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