大塚製薬の「ネイチャーメイド」が、体づくりのプロとビジネスパーソン500名を対象に「筋トレと栄養摂取事情調査」を実施した結果、両者に差異があることが判明した。
つまり、せっかく継続している体づくりが“もったいないトレーニング”になっている可能性があるということだ。ジムの活用方法や頻度、さらにプロテインやサプリメントの摂取など、両者の違いを詳しく紐解いていこう。
【写真12点】「筋トレと栄養摂取事情調査」を写真でチェック ジムの活用方法は?頻度は?ビジネスパーソンと体づくりのプロで比較
全国の20〜50代のビジネスパーソン男女500名にジムでどんな運動をおこなっているか質問したところ、1位は「ウォーキング(29.8%)」、2位は「筋トレ(26.2%)」だった。
対して、体づくりのプロが多く加盟するJBBF(公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟)に同様の調査を行うと、筋トレに次いでおこなっている運動は「ストレッチ(32.6%)」だった。
ビジネスパーソンと体づくりのプロで、ジムの活用方法の違いが見て取れる結果となった。
またジムでの運動に限らず、筋トレを実施しているか、その頻度も調査。するとビジネスパーソンは45.0%が月に1回以上、41.0%が週に1回以上筋トレをしていることが判明した。
1日のトレーニング時間は、男性は「10分以上20分未満(20.7%)」、女性は「10分未満(25.0%)」と回答した人の割合が最も多い結果となり、男女ともに2時間未満という人が大多数を占めた。
しかし体づくりのプロは、週5日以上筋トレをする人が8割以上に。トレーニングにかける時間は、「1時間以上2時間未満(67.5%)」または「2時間以上3時間未満(27.9%)」に回答が集った。
この結果を受け、JBBFの元日本チャンピオンの久野圭一さんは以下のようにコメントしている。
「週の頻度を2回以上にして1日目は上半身、2日目は下半身といったように部位で分割して筋トレすると効率良く体を鍛えられると思いますのでオススメです。
1週間で行うセット数を増やせば筋トレの効果も上がります。続けやすい方法で少しずつトレーニング頻度やトータルセット数を増やすと良いと思います」。
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