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真価を感じたいなら煮て食べるのがポイント!

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ーー最後に、おすすめの食べ方をお聞かせください。

中性脂肪やコレステロールを抑えたい場合は、煮物や鍋、味噌汁がおすすめです。煮詰めると食物繊維が溶けだすので、キノコと一緒に汁も飲みましょう。

鍋の場合は、最後にご飯やうどんを入れると余すところなく食べられます。

ーーキノコと相性が良い食べ物はありますか?

キノコは、食物繊維や良質なたんぱく質、カルシウムを含む食べ物と相性がいいです。

食物繊維はほうれん草などの緑黄色野菜から、たんぱく質はささみやむね肉、豆腐などがあります。カルシウムは、じゃこなどの小魚や、かつお節から取り入れられます。

乾燥したじゃこや、かつお節はどこにでも売っているので、買ってきてキノコ料理を食べる前にふりかけるだけで大丈夫です。

キノコと他の食材を掛け合わせて食べることで、余分な油の吸収を抑えたり、脂質を体外に排出したりする機能が働きます。


キノコに含まれる栄養は、中性脂肪の吸収抑制や、悪玉コレステロールの数値を下げる働きがある。少ない量でも継続して食べることで体に変化が現れると江口学長は言う。健康診断で中性脂肪やコレステロール値について注意された人は、キノコを取り入れる習慣を付けてみてはいかがだろうか。

アントレース、なつこ=取材・文

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