連載「BODY CHANGER」とは…… 三度見してしまいそうな肉体美を魅せるのは、コロコロチキチキペッパーズの西野創人さん。明日7月21日(日)、埼玉県で行われる「フィジークコンテスト」出場を控えている。
今回はそんな西野さんを直撃し、わずか11カ月で筋肉バキバキの肉体を手に入れた脅威のプロセスを聞いた。相方ナダルや芸人の反応は?
【写真13点】「コロチキ西野の肉体改造術、脅威の全プロセス」を写真でチェック 話を聞いたのはこの人! 西野創人●1991年生まれ。171cm、61kg。お笑いコンビ「コロコロチキチキペッパーズ」ツッコミ担当。2020年から自身のSNSで100日間シリーズを開始し、「#100日後にPretender弾けるようになる西野」「#100日後にバキバキになる西野」を成功させ、現在「#100日後にフィジークの大会で優勝する西野」にチャレンジ中。
筋トレを始めたきっかけはYouTubeの企画
――印象がガラッと変わるほどの激変ぶりですが、そもそもなぜ筋トレを始めたんですか? もともとはYouTubeの企画だったんです。シルク・ドゥ・ソレイユにも所属していた、アクトレさんという筋肉系YouTuberの人とアイデアを出し合ってるなかで、「筋トレでバキバキの西野さんになりませんか?」と提案されて。
当時の僕は、筋トレをする人を「自分とは違う世界にいる人」と思っていたので、気が引けました。ですが、もしかしたらいい機会かも……と。
――いい機会とは? 僕には家族もいて、仕事もあって、M-1グランプリという目標もありますが、芸人としてもう一皮剥けたいという思いがずっとあったんです。相方のナダルはキャラが立っているけど、「西野といえばこれ」というものもなかったし。
自分のなかで何かを変えたいと強く思っていた時期だったので、アクトレさんの提案に乗ることにしました。何度も念を押されましたけど(笑)。
――本気度を試されたということですか? 当時、僕の体脂肪は23%でそこまで太っていたわけではないんです。だから、痩せたとしても振り幅が小さい。変わり果てた姿を世間に見せるならバキバキの体になるしかなくて、そのためにはかなり過酷なトレーニングになりますよ、と。
途中で辞めた芸人もいたそうです。でも「#100日後にピアノを弾けるようになる西野
※」というSNSでの企画で成功した体験があったんで、絶対いけるなという自信もあって。やります!と返事をしました。
その日の夜に最後の晩餐を食べて、お酒もたくさん飲んで、朝5時に富士そばに行ったのを最後にそれまでの生活と決別したんです。
※「#100日後にPretender弾けるようになる西野」はコロナ禍の2020年4月から開始。それまで、ピアノに触れたこともなかった初心者の西野さんが、100日間の練習の末、見事「Pretender」を弾けるようになった。 2/4