大浴場の露天風呂では“地獄”の景色とともに
そして大浴場の露天風呂は地獄の湯けむりの景色を楽しむ、ワイルドな岩風呂だ。
ここでは2つの源泉をかけ合わせており、泉質は「酸性・含鉄・単純温泉」だが、雲仙地獄から湧き出た鉄と硫黄を含むため酸性が強く、1日に1〜2回までの入浴がおすすめ。
内風呂は源泉かけ流しのあつ湯とぬる湯とある。
入浴に関しては、「温泉いろは」というプログラムで泉質や入浴法などの情報を楽しみながら教えてもらえる。
ちなみに界 雲仙では地熱エネルギーを電力に変換して利用しているが、「温泉いろは」ではこの自給エネルギーに関しても興味深い話が聞けるそうなので、ぜひ利用してみてほしい
お待ちかねの夕飯は、界 雲仙のオリジナリティ溢れる会席料理。
コースは中国から長崎に伝わった「豚の角煮」をリエットにしたものと、雲仙温泉の名物「湯せんぺい」を合わせた先付けからスタートだ。
盛り合わせの「宝楽盛り」は長崎発祥の卓袱(しっぽく)料理をイメージしたもの。さらにグレードアップ版の特別会席のメインディッシュは「あご出汁しゃぶしゃぶ」。伊勢海老と和牛、ふぐといった贅沢な食材をあご出汁でいただける。
鍋料理のシメも島原うどんと、ご当地グルメを堪能できること間違いなしだ。
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