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すべての写真を見る 妊活を始めてから1年以上経っている場合は、不妊症の可能性が高い。そして不妊症になる原因の半分は、男性側にあるといわれている。
不妊症は婦人科や泌尿器科で治療するのが一般的だったが、最近は技術や商品、サービスを使って症状を改善させる「メイルテック」が注目されているようだ。
今回は、女性医療クリニックLUNAの理事長・関口由紀医師に、妊活事情やメイルテックを活用した男性不妊の解消法について伺った。
聞いたのはこの人! 関口由紀さん●女性医療クリニックLUNA 理事長、日本フェムテック協会 代表理事、横浜市立大学大学院医学部泌尿器病態学講座客員教授、フェムゾーンラボ 代表取締役社長などを務めている。女性医療クリニックLUNAでは腟医療を担当し、女性特有の悩みを改善。
専門家が解説する現代の妊活事情
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ーー不妊の原因は、50%ほどが男性側にあるといわれていますが、どのような症状が関係していますか? 症状というより、単純に精液に含まれる精子数が減っていることが関係しています。
30年前は精液1ccあたり平均6000万〜8000万個ほどの精子が含まれていましたが、現在は3000万〜4000万個ほど。1ccあたり1000万個以下になると自然妊娠が難しくなります。実際、射精した精液中に精子が含まれていなかったこともあるので驚きです。
また精子が含まれていても、運動率が50%以下の場合は受精できないため、質が良くないといえるでしょう。精子の数や質で生活に支障をきたすことはありませんが、子孫繫栄に大きな影響を与えます。
ーー精子の数や質以外には、妊活でどのような問題が起きていますか? そもそも、女性との性行為経験が少ないことが原因で、妊活を楽しめず諦めてしまうケースがあります。
また男女ともに結婚する年齢が高くなり、35歳前後で妊活を始めるカップルが増えてきました。
妊活は35歳前後から始めても問題ありませんが、10〜20代に比べると生殖能力が衰えるため、自然に妊娠しづらくなっています。
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