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2024.06.09

ファッション

バッシュ由来のニューバランス「550」とは? ‘89年から続く名作の特徴と人気の理由


ニューバランス 550とは

1906年にボストンで誕生したニューバランス。「550」は、もともとバスケットボール用にデザインされたシューズで、1989年のデビュー当時は、競技者向けのパフォーマンスシューズとして人気に。

その後2020年に限定発売で再登場し、レトロなアッパーデザインと厚みのあるソール、小ぶりなロゴマークなどが特徴的なクラシックフォルムの550は、徐々に根強いファン層を獲得。現在では世界中のセレブたちからも愛される人気モデルとなっている。

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ニューバランス 550の特徴

レトロなアッパーデザイン



550のアッパーのデザインは1989〜’90年代のバスケットボールシューズがベースになっているため、一見レトロな印象。

つま先まわりのフォルムが丸くぽってり感が強いこともあり、カジュアルなイメージに仕上がっているが、アッパー全体を上質なレザーのパーツで立体的に組み上げられているおかげで、エレガントさとプレミアム感も生んでいる。

レトロな高級感を漂わすところが550の特徴であり、人気の理由なのだ。

小ぶりなNロゴ


550の外見で特徴的なのが、サイドにあるNのロゴ。他モデルや他ブランドがロゴを巨大化する最近の傾向の中で、550は小さく仕上げられている。

しかも、よく見ると少しだけ膨らんでいるのが分かる。他のモデルにはないデザインで、さらにそのNロゴの前方に配されたモデル名の「550」も、他のモデルにはあまりないポイントとなっている。

分厚いソール



足に大きな負荷がかかるバスケットボール由来の550だけに、ソールはかなり分厚い。特にヒール部分はしっかりしていて頑丈な作りとなり、そのおかげでクッションが効いた快適な履き心地を実現しているのだ。

そのボリューミーなヒールからつま先にかけては明確なくびれがないため、ともするとぽってりと野暮ったくなりがち。

ところが、例えばイチ押しのホワイトカラーのモデルの場合、白いミッドソールとアウトソールのグレーが絶妙にマッチし、野暮ったさのない構築的で上品な雰囲気にまとまっている。

カラーバリエーションによって変わるミッドソールとアウトソールの色味もシンプルながらデザインの深みを生む理由だ。

レザーのアッパー



550のアッパーをよく見ると、いくつものパーツを組み合わせて作られているのがわかる。

高品質なレザーが何層にも重なり、ヒールとくるぶしにはメッシュ素材が縫い合わされており、しかも各パーツの色合いが微妙に変わっているおかげで、非常に複雑かつ立体的な仕上がりになっている。

そして、シュータンのバスケットボールのマーク、サイドのNロゴ、ヒールのNBロゴなどがアクセントとして全体の印象にメリハリを生んでいるのだ。

豊富なカラーバリエーション

550には個性的なカラーや有名ブランドとのコラボモデルがあり、選択に迷ってしまうくらいだ。

世界のセレブも履いている白や黒、グレーといった無彩色はどんなコーディネイトにも合わせやすいが、もともとシンプルでクラシックなフォルムゆえに、ビビッドなカラーでもコーディネイトしやすいのがありがたい。

無難なチョイスではなく、攻めたカラーを履くのも楽しい!あるいはレアなコラボモデルで、他のNBファンと差をつけるのもいいだろう。


ニューバランス 550のサイズ感・選び方



編集部調べでは、ニューバランスのほとんどのモデルは、実際の足のサイズと表記サイズはほぼ同じ。

ところが、この550はバスケットボールシューズ出自ということもあって、足長(=縦)が少しだけ長めなので注意が必要。ただ、足幅や甲の高さは他モデルと同様に標準サイズだと思っていい。

なので、購入する場合はジャストサイズが基本。履いてみて縦の長さを感じても、「550」はアッパーがしっかりとホールドしてくれるので心配は要らないだろう。

シューレースをしっかり絞めれば、クッションが効いたソールとも相まって快適に歩けるはずだ。どうしても足長が気になる人はハーフサイズ(0.5cm)ダウンしてもいいだろう。

いずれにしても、専門店できちんと試着するのがベターだ。

まとめ

デビュー当時は競技者用だった550だが、昨今はカジュアルコーデに必須のアイテムとして人気を盛り返している。

レトロながら上品さと高級感も漂わせているバスケットボールシューズを、この夏のスタイルに加えてみてはいかがだろう。

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