初めてGoogleを搭載したルノー「キャプチャー」
マイナーチェンジ後のルノー「キャプチャー」。フロントマスクのデザインはクリオ(ルーテシア)と同じ方向性だが、キャプチャーだけのオリジナリティが与えられている。
当然、クリオ(ルーテシア)のSUVモデルである「キャプチャー」もマイナーチェンジを受け、こちらもベース車と同じような顔つきになった。
ただしよく見ると、例えばルノーの新ロゴマークがフロントバンパーに食い込んでいるし、そのフロントバンパーの表面は波打っているような形状をしているなど、キャプチャーだけの個性が演出されている。
現在日本で販売されているキャプチャー。
また、こちらはヨーロッパデビューがつい最近ということもあり、クリオ(ルーテシア)にはない機能が備えられた。それが10.4インチの大型ディスプレイだ。
単にサイズが大きいだけじゃない。このクラスとしては世界で初めてGoogleが搭載されたのだ。つまり、Googleのタブレットが純正品として搭載されたようなものだ
まるで大型タブレットを縦に備えたかのように、存在感のある中央のディスプレイ。Googleのアプリが使えるほか、Apple CarPlayも利用できる。
もちろん、自分のタブレットを持ち込んで社外品のホルダーで……とは、わけが違う。
Googleマップをはじめ、通常のタブレットと同じように使えるだけでなく、ドライブモードの選択などもできる。各種車両情報も表示できる。
合わせて、ステアリング奥にはナビゲーション画面を映すことのできるメーターディスプレイも用意された。
クリオ(ルーテシア)同様、ハイブリッドシステムなど複数のパワーユニットが用意された。
新しいキャプチャーの日本上陸は、恐らく上記クリオ(ルーテシア)の後になるだろう。その時が待ち遠しい激変ぶりだ。
3/3