女性による惨劇も……
聞いたところによると、最近はメンヘラ系の女性が出禁になっているらしい。
「会計に来ないのでブースに行ってみたら、市販薬をオーバードーズして意識が朦朧としていたとか、精神薬をオーバードーズして机を破壊。その机を振り回して壁に穴をあける、『目薬4個を飲んだので救急車を呼んでほしい!!』と店員を呼び出したり。
ほかにも会計時に所持金がなかった女性に、念書を書かせようとしたら、『お金がない! 払えない! 死ぬしかない!』と奇声をあげて過呼吸に。そのままフロントで倒れて頭が切れて大量出血して、流れた血をかき集めて必死に自分の頭に戻そうとしていたとか。何人かは出禁になってるみたいですけど、こういう惨劇が全国のネカフェで起きていると思いますよ」。
惨状が繰り広げられているさまを想像しただけで、冷や汗が止まらない。さらに元店員の女性がびっくりしたエピソードがあったという。
「私が店番をしているときに、すごい疲れた感じのお客さんが入ってきたんです。フラフラで。それで、退出時間になっても出てこない。私ではない違う店員が見に行ったら、声をかけても動かない。触ったら、もう冷たくなっていたと……。たぶんブースに入ってすぐに亡くなられてしまったんじゃないかと思います。挨拶した人がその後すぐに死んでたかと思うと、ショックです」。
確かに、部屋で死んでいるのを発見したらしばらくトラウマになるかもしれない。
正直「多少はそういうこともあるかもな」と思いつつ、考えないようにしてきたところもあるのだが、想像以上にドンドンときついネタが出てきたことに驚き、ゲンナリしてしまった。
自分だけ嫌な気持ちになるのも悔しいので、自分のYouTubeチャンネルにアップしたところ、現役のアルバイトから反応があった。
「ネカフェで働いてました。ドア半開きにして陰部出してる奴がいましたね。男性客3人に1人くらいで抜いてんなーて割合でした。清掃時に匂いで分かります」。
「某ネカフェで働いてたことあります。フケまみれの通称粉部屋が1番キツかったです! ホントに雪が降ったのかと思いました」。
などなど……コメントを読むだけでかなり凹んでしまった。そして、インタビューしていた女性は最後に語った。
「私が働いていたネットカフェでは清掃の決まりが変わったらしくて、『フルフラットシートのマットは拭かない』方針になったらしいです。だから、あんまりフルフラットの席は使わないほうがいいかと……」。
いや、マットは拭きましょう。そしてこんな惨劇が繰り広げられている個室のフルフラットの利用は用心するに越したことはない。
僕はこれからも利用し続けますので、ぜひともマットは拭いてください!!
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