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「KAWASAKI Z1」で本当の自由を味わう時間 

――Instagramでもよく拝見していますが、KAWASAKI Z1に乗っていますね。

事務所提供写真

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実は、僕が乗っているのは50年前のKAWASAKI Z1です。このバイクを選んだのは、そのエンジンの魅力に完全に惹かれたからです。エンジンをかけた瞬間、空冷4気筒エンジンの4本出しマフラーから響く排気音を聞いて、「荒野を走っても塗装が剥がれないような、シルバーエンジンが剥き出しの感じ。これはまさにアメリカの荒野を走るためのデザインだ」と感じ、すぐに魅了されました。その場で「買います!」と即決しました。

――それは、実際にアメリカの荒野で走りたくなりますね。

現在、アメリカ横断の旅を計画中で、そのために愛機のバイクのシリンダーヘッドを新しく作り直し、エンジンも一部改良しています。もともと1015ccだったエンジンを、さらにパワーアップして1200ccまで引き上げる予定です。

バイクのカスタムは決して終わることのない永遠のテーマですが、今回の改造で自分のバイクをほぼ完成形に近づける最終段階まで来たんです。

――ついに完成するんですか?

事務所提供写真

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そうなんです。実際に工場に足を運び、シリンダーヘッドの製造過程に参加して自分だけの特別なパーツを作成させていただきました。自分の名前が入った、世界に一つだけのシリンダーヘッドが完成したんです。これをバイクに取り付けて、テントも積んで、アメリカ横断の旅に出るのがもう楽しみで仕方ありません。

――アメリカの旅で、特に走ってみたい場所はありますか?

このバイクはもともとアメリカで走っていた逆輸入車なので、前のオーナーが居たデトロイトを走ることが夢なんです。愛機で旅を満喫し、俳優としての役割を忘れて、自然を思い切り楽しみたい。特に、このZ1で長距離を走るのが本当に楽しみです。Z1とはそうやってずっと一緒に歳を重ねていきたいと思っています。一緒に長い時間を過ごして、たくさんの思い出を作っていくのが楽しみです。


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