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脱サラし農業ライフに勤しむ主人公

大企業「joja」で忙しく働いていた主人公でしたが、都会を離れ、スターデューバレーにある祖父の農場を引き継ぐところから物語は始まります。



この農場はだいぶ荒れているので、木々や石ころを取り除き、草を刈るところから始めなければなりません。ただ、こういった牧場系のゲームには付きものですが、主人公には体力やスタミナの上限があり、初めのうちは斧を一度振るだけで大きくスタミナを使用してしまいます。

牧場の朝は6時から始まるのですが、考え無しに斧やら鍬やらを振っていると、6時50分ぐらいでスタミナが枯渇して何もできなくなってしまいます。実際、慣れない農作業はひどく疲れるものだとは思いますが、流石に早朝から何もできなくなると1日無駄にしてしまうので、計画性を持って行動する必要があります。



また、深夜2時までに家に帰らないと眠気で倒れてしまうという点にも注意しなければなりません。町を隅々まで探索したり洞窟の奥まで冒険していると、時間はすぐに経過してしまいます。日付が変わっていることに気が付き、慌てて帰路を急ぐもむなしく、あと一歩、ドアノブに手が掛かった玄関の手前で倒れてしまうこともしばしば。

気絶して目が覚めると、自宅のベッドで寝かされています。

街の住人が運んでくれるのですが、タダではなく所持金の10%が取られています。

自宅の一歩手前なのだから大目に見てくれても……と思う気持ちと、財布の中身を確認されて勝手に支払われたという事実が合わさり、それなりにショックを受けてしまうので気を付けましょう。



スターデューバレーにある「ペリカンタウン」という町はさほど広くないですが、農作物の種を売っている商店や深夜まで営業している酒場、診療所や博物館など、施設はひと通り揃っていますし、たくさんの住人が暮らしています。

祖父の親友であった町長や、家の拡張を手伝ってくれる大工の女性など、主人公に親身になってくれる人もいれば、よそからやってきた新たな住人を歓迎しない雰囲気の町民もいて、反応はさまざまです。


3/4

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