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デザインのモチーフは福島の農作物

拠点である小高をイメージしてデザインされた「Odaka」。

拠点である小高をイメージしてデザインされた「Odaka」。


「フクシマウォッチカンパニー」の時計は、モデル名に福島県内の地名を使って展開することに決めた。その第1弾としてデビューしたのが、移住後に発表した腕時計「Odaka」だ。

「その土地の雰囲気に触れて、私なりに感じた世界観をデザインに落とし込んでいます。このモデルは、『Blueberry blue』『Broccoli green』『Chili pepper red』など、小高で生産されている農作物を名前に入れ、色目にも反映しました。

ほかにも、小高がもつヨーロッパの田舎町のような空気感を、針や数字に落とし込んでいるのですが、伝わるでしょうか?」。



「小高は本当に食材が豊富で、特に野菜は素材のポテンシャルが桁違い。実は野菜や果物ってそれほど好きじゃなかったんですが、こっちに来て、今まで食べてきたものが美味しくなかったんじゃないかなって思うようになりました(笑)」。

広大な福島県は、さまざまな気候や風土を有しており、海の幸・山の幸に恵まれた、食の宝庫でもある。

“常磐もの”と呼ばれる魚介類や、県内各地で育てられているブランド肉、そのままかじっても美味しい季節の野菜など、シーズンごとに旬の食材を味わう、そんな新しい食生活を楽しんでいるようだ。


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