旅の必需品No.1は「パタゴニアのバギーズショーツ」
まずはジャンルを問わず、旅に欠かせないファッションアイテムを聞いてみた。
Q. 夏旅に欠かせないファッションアイテムは何ですか?
1位 パタゴニアのバギーズショーツ
2位 レイバンのサングラス
3位 ザ・ノース・フェイスの帽子
最も票を集めたのは、パタゴニアのバギーズショーツ。
「動きやすくて格好いい(40代・宮崎県)」といったコメントが見受けられた。見た目と機能性のバランスこそ、このアイテムの強みであり、支持される理由だ。
「水陸両用で、ランニングにも使える(40代・東京都)」。軽量なリサイクルナイロン生地に、メッシュのインナーショーツを備えたバギーズは、海でも山でもフィールドを問わず、さまざまなアクティビティで使える。
また、
「濡れてもすぐ乾き、パジャマとしても使える(30代・東京都)」というコメントからも伺えるように、1枚で何役もこなすユーティリティ性も魅力。余計な荷物を減らせる、というメリットはデカい。
「アウトドアブランドのシンプルなウェアは旅行でも大活躍する(40代・奈良県)」という意識でパッキングすると、旅がより快適になるかもしれない。
続いてサングラス。運転のお供から紫外線対策まで、旅での活躍の場は非常に多い。
いちばん人気はレイバンで、中でも定番の「オリジナル ウェイファーラー クラシック」の愛用者が多いようだ。ベーシックなウェリントン型は、比較的どんなスタイルにも合わせやすいからか、男性だけでなく女性にも支持されている。
サングラス枠の次点はオークリー。スポーツシーンで圧倒的な支持を集めるだけあって、機能性は折り紙つきだ。
一方でウェリントン型の「フロッグスキン」を筆頭に、ファッションアイテムとしての名作も多数。旅にもってこいなのは言わずもがなだ。
最近、“コスパがいい”と話題のユニクロのサングラス「ウェリントンフォールディングサングラス」を挙げた人も少なくない。紫外線をカットするUV400レンズで機能性も申し分ない。
実は、同アンケートで判明した「旅先での失くしものランキング」の最上位はサングラス。
なるほど。旅用のサングラスは失くしやすいし壊しやすい、という前提で割り切るのはアリかも。いずれにせよ、“ウェリントン”は人気が高いということで。
そして、第3位は帽子だ。ブランドで特に人気が高いのはザ・ノース・フェイス。中でもアゴ紐付きの「ホライズンハット」は愛用者多数。
デザイン的にも機能的にも、アクティブなスタイルにハマるので大いに納得だが、理由はほかにもありそう。
アンケートの中には、旅の必需品として「日傘」を挙げる声も多かった。そうなると、大きめのツバが特徴的な「ホライズンハット」は、紫外線対策を兼ねて選ばれているのかも。
アウトドアブランドのアイテムは、やっぱり旅に強いのだ。
後編では、旅のファッションをさらに深く掘り、バッグやシューズについての結果報告をしよう。お楽しみに!