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2024.04.22

あそぶ

長期休暇は世界No.1美食大国ペルーがオススメ。20時間以上かけて行く旅で食べるべきニッケイ料理



「週末だけでも世界一周!」とは……

金曜夜のフライトで現地に飛び、月曜朝に帰国する。東松さんは弾丸トラベルで世界を駆け巡る会社員だ。

今回は特別編として、GWや年末年始などの長期休暇におすすめの国、南米ペルーをピックアップ。日本の裏側でありながら、日本食との繋がりも深いこの国で、グルメを堪能する旅へ!

【写真16点】「長期休暇は世界No.1美食大国ペルーがオススメな理由」の詳細を写真でチェック
案内人はこの方!
東松寛文●1987年岐阜県生まれ。平日は広告代理店で働く傍ら、週末で世界中を旅する"リーマントラベラー"。社会人3年目に旅に目覚め、10年間で80カ国181都市に渡航。2016年、3カ月で5大陸18カ国を制覇し、世界一周を達成。"週末海外"のスペシャリストとして『地球の歩き方』から旅のプロに選ばれる。以降、テレビ東京『ガイアの夜明け』、日本テレビ『ZIP!』などTV・新聞・雑誌といったメディア出演・執筆多数。全国各地で講演も実施。

東松寛文●1987年岐阜県生まれ。平日は広告代理店で働く傍ら、週末で世界中を旅する"リーマントラベラー"。社会人3年目に旅に目覚め、10年間で80カ国181都市に渡航。2016年、3カ月で5大陸18カ国を制覇し、世界一周を達成。"週末海外"のスペシャリストとして『地球の歩き方』から旅のプロに選ばれる。以降、テレビ東京『ガイアの夜明け』、日本テレビ『ZIP!』などTV・新聞・雑誌といったメディア出演・執筆多数。全国各地で講演も実施。最新刊『リーマントラベラー 週末だけで世界一周』(河出文庫)も発売中。

世界が認めた美食の国、ペルーの旅

こんにちは、リーマントラベラーの東松寛文です。今回はGW前の特別編! 週末だけ……では楽しめないけれど、長期休暇でぜひとも行きたい旅先を紹介します。僕が今いちばん推すのは、南米のペルーです!

ペルーへは日本からの直行便がなく、LAやNY、メキシコシティなどで乗り継ぎ、最短でも20時間はかかります。気が遠くなり、腰が痛くなりそうな移動ですが、そうしてでも行くべき理由があるのです。それは、ペルーが”世界一の美食の国”だからです!


 
日本ではまだあまり知られていませんが、ペルーはもう数年前から世界で最もグルメがアツいといわれている国。というのも、ペルーは、”旅行業界のアカデミー賞"と呼ばれる「ワールド・トラベル・アワード」の「世界で最も美食を楽しめる国」部門にて、2012年から11度の最優秀賞を受賞しているのです。

さらには、2023年の「世界のベストレストラン50」では、日本や世界の名だたる名店を抑えて、ペルーのレストラン「Central」が1位を初めて獲得するなど、世界が認めたグルメ大国なのです。

こちらは独創的なメニューを楽しめるペルーのレストラン「Mayta」の一品。

こちらは独創的なメニューを楽しめるペルーのレストラン「Mayta」の一品。


では、何故ペルーはグルメの国になったのか。

ペルーは、アンデス山脈、アマゾンといった気候や土壌がまったく異なる土地を有するため、食材の宝庫なのです。じゃがいもやトマト、かぼちゃ、唐辛子などの野菜は、実はペルーが原産です。

また、太平洋は南極から北上する海流によってプランクトンがとても豊富な漁場。日本のイカの輸入量の第2位はペルーで、その中心となるシーフードミックスなどで使われるアメリカオオアカイカのペルーの漁獲量は、世界全体の50%以上を占めます。


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