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デニムづくりの今昔。日本製の裏側も

Q8.リーバイスの工場はどこにある? 

世界各国にあるのですが、国内では神奈川県・平塚にある「サーブ(SAAB)」さん。ここは唯一、アーキュエット ステッチを縫っても良いという許可が下りた工場でもあるんです。

Q9.過去にはどんな工場で作られていた?

今は閉鎖してしまったのですが、コーンミルズ(現在のコーンデニム)社のホワイトオーク工場はファンの間でも有名です。

Q10.ホワイトオーク工場はなぜ特別な存在だった?

1915年、リーバイスに半永久的にデニム生地を提供・供給する提携を組んだ工場だからです。


「コーンミルズ社とリーバイスの提携は『ゴールデンハンドシェイク』とも呼ばれています」と美童さん。


Q11.日本製のリーバイスは存在する?

「メイド・イン・ジャパン(MADE IN JAPAN)」というコレクションが存在します。

Q12. 日本のどこで作られている?

生地やデニムの本体は、広島県福山市のカイハラデニムさんで生産されています。平塚のサーブさんでは、最終工程の加工やウォッシュといった仕上げが施されます。

Q13.そもそもリーバイスは何のための服?

リーバイスのルーツは炭鉱や鉱山で働く人々の作業服でした。現場で働く人の声を聞いて、キャンバス地を使った丈夫なワークパンツを作ったことが、リーバイスのデニムの始まりです。

Q14.デニムはどうして青い?

諸説ありますが、デニムの染料であるインディゴには蛇や虫の嫌がる成分が入っているそう。今でいう虫除けですね。


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