大将の小野勝人さん。初めての訪問客にも優しく丁寧に接してくれる紳士な大将です。
この店のスペシャリテは、王道の「煮蛤」。
前述した通り、地元の名産である鹿島灘の蛤の中でも特大サイズを使用した、食べ応え満点の1貫。絶妙な火入れ加減によって、とろとろの食感に仕上がっています。
特大サイズの地元・鹿島灘の蛤を使った煮蛤は、圧巻の美味しさ。一口では食べきれないほどの大きさに驚きます。
そして、もう一つのスペシャリテが、定番の「ノドグロ天巻き」。
脂の強いノドグロを、あえて衣で揚げることで食べやすくし、そこに自家製の海苔の佃煮を隠し味に忍ばせ、海苔で巻いて手渡しで提供します。ノドグロ天の揚げたてサクふわ感と、海苔のパリパリ感、そしてシャリのうまみと隠し味の海苔の佃煮の風味が相まった名作中の名作です。
名物のスペシャリテ「ノドグロ天巻き」は、ここにしかないノドグロの食べ方で楽しめます。
全国でノドグロをこのように提供するのは、こちらの店のみといっていいでしょう。まさに「鮨 小野」でしか食べられないスペシャリテをぜひ味わっていただきたいです。
そんな、雰囲気も味も素晴らしい“日本一ロマンチックな寿司店”を訪れるお客さんは、1日1組以上が、夫婦かカップルだそうです。
マグロは赤身、中トロ、大トロの3貫食べ比べ。写真は大トロ。
こんもりと盛られたバフンウニの軍艦。
特別な記念日に、特別なデートの日に訪れたい最高の寿司店です。ぜひ次回の記念日デートに、足を運んでみてはいかがでしょうか?
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※内容は取材時のものとなります。