ボッテガ・ヴェネタは、最新のFANZINE(ファン雑誌)を発行し、世界各国のボッテガ・ヴェネタのストアと一部の書店にて数量限定で配布している。最新キャンペーンの撮影はアレック・ソスが担当している。
▶︎すべての写真を見る 今シーズンのFANZINEではクリエイティブ・ディレクター、マチュー・ブレイジーによる「Summer 24コレクション」の創造的な制作プロセスとともに、作品の背景を解き明かしている。
アレック・ソスが手掛けた写真、撮影の舞台裏、スケッチ、ステッカー、旅のノートなどをまとめた全4冊の構成で、東京近郊で行われたキャンペーン撮影の様子を身近に感じられる。
FANZINEは、Summer24コレクションのショー会場のフロアに描かれた世界地図のイラストをプリントしたブックケースに収納されている。
ソスは伝統的な写真家集団「マグナム・フォト」に所属する人気フォトグラファー。大判カメラを用いた作品は特に有名だ。
今回の作品で、ユニークなロケーションを選んだことについて、彼はこう語る。
「このキャンペーンでは遊び心を意識しました。公園は、マチューの独創性に溢れたイマジネーションのメタファーのように感じました。私の写真にも多様なセレンディピティ(予期せぬ発見)を取り入れたかったのです」。
旅の手帳(Carnet de Voyage)
2冊目、3冊目は、見る者のリアルな旅や空想の旅にインスピレーションを与える旅の手帳(Carnet de Voyage)と、東京近郊の公園の遊具、今季コレクションなどをあしらったステッカーがセットになっている。
そして4冊目では、キャンペーン撮影の舞台裏を紹介している。
ステッカーセット
今シーズンのFANZINEに対して、マチュー・ブレイジーは「今シーズンはオデッセイです。それは自由と希望に満ち溢れた旅であり、かつての自分、なりたい自分、そして行きたい場所へとつながります。このFANZINEはそのような旅への扉を開くもので、現実世界、あるいはクリエイティブに生み出した世界の中で、自由への旅や冒険を思い描き、そして記すことができるのです」。
本作品は、世界各国の厳選された書店でも入手可能。日本では小宮山書店、ワタリウム美術館 オン・サンデーズ、代官山 蔦屋書店で、書籍購入者へ向けて配布されている。
また、3月29日から4月14日まで、アレック・ソスとの展覧会《TOKYO PLAYTIME An exhibition by Alec Soth and Bottega Veneta》も開催されている。
TOKYO PLAYTIME
An exhibition by Alec Soth and Bottega Veneta
会期:3月29日〜4月14日(日)
会場:seeen
東京都渋谷区神宮前4-13-12 1F/B1F
営業:11:00〜20:00
予約:ボッテガ・ヴェネタ公式LINEアカウントより受付
[問い合わせ]ボッテガ・ヴェネタ ジャパン0120-60-1966