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Q.「働く」の価値観を変えた本を教えてください。

「『だめ連の資本主義よりたのしく生きる』(‎現代書館)など」


大学時代に影響を受けた、社会の変革とオルタナティブな生き方を提唱した『だめ連』の1冊。それから、俗世を離れて暮らす様子を綴った『20代で隠居 週休5日の快適生活』(K&Bパブリッシャーズ)、好きなことで生きていく理論と実践の書『バイトやめる学校』(タバブックス)、10万円で小屋を作って生きていく『自作の小屋で暮らそう Bライフの愉しみ』(筑摩書房)など、本には「できるだけ働きたくない」という自分の生き方の参考になるものがたくさんあります。



Q.この先の「働く」について、どう思いますか?

「小さな商売を守っていきたい」


世の中の動きに疎いので社会全体のことはよくわからないのですが、この先もそんなに変わらないんじゃないですかね。ひょっとしたら経済効率がいい大きな企業が成長していって、小さな仕事はどんどん飲み込まれていって、ささやかだけど好きなことでお金がもらえるような仕事は減ってしまうのかも。でも、僕みたいに、個人のペースで働ける小さな商売に救われる人は多いはず。だからそういう生き方を守っていけたらいいですね。



船橋麻貴=文 米山典子=写真
記事提供:FUTURE IS NOW

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