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「軽=狭い」を覆すホンダ独自のセンタータンクレイアウト



新型ホンダ N-BOXにおける大きな特徴のひとつに「広い室内空間」というのもある。そしてその軽乗用車においては異次元的なまでの広さは、ホンダの独自技術「センタータンクレイアウト」に負うところが多い。

起き上がったフロントガラスと水平なダッシュボードのおかげで、視界が広いのもN-BOXの大きな特徴。

起き上がったフロントガラスと水平なダッシュボードのおかげで、視界が広いのもN-BOXの大きな特徴。


通常、車の燃料タンクは後席や荷室の下にあるため、その分だけ床面が高くなってしまい、室内空間はどうしても圧迫される。だがホンダは独自技術により、燃料タンクを前席下に配置することを可能にした。そのため“使える空間”が劇的に拡大したのだ。



その結果としてN-BOXは、“子供を含む4人”ではなく“大人4人”が十分に寛げる室内空間となり、後席では身長180cm超の人間でも余裕で足を組むことができる。

荷室はリアシートを倒せば27インチの自転車積載できるほどの広さを確保。床高は47cmと、荷物の出し入れがしやすいから女性にも人気だ。

荷室はリアシートを倒せば27インチの自転車積載できるほどの広さを確保。床高は47cmと、荷物の出し入れがしやすいから女性にも人気だ。


「軽=狭い」という既成概念を完全に打破したのがこの車であり、3代目となった新型では、2代目N-BOXを使っての実車検証を徹底的に行いながら設計したことで、クラストップの有効居住長を得るに至った。

スーパーハイトなので、ベビーカーも畳まず入るし、子供がまだ小さければ立ったまま着替えができる。

スーパーハイトなので、ベビーカーも畳まず入るし、子供がまだ小さければ立ったまま着替えができる。


取り回し性能に優れる軽でありながら、ここまで居住空間が広いとなれば、巷で大人気となるのも完全に納得である。



また新型N-BOXの車内は広いだけでなく、インパネトレーやシートなどの素材感やデザインも洒落ている。だからこそ、極めて快適な車内時間を過ごせるのだ。
3/3

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