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「ファーストカーとしての資質」を十分に感じる各種性能



新型ホンダ N-BOXは、いわゆる走りの部分においてもクラストップレベルの質感と性能を有している。軽スーパーハイトワゴンとして普通に十分以上だった2代目のパワートレインや前後サスペンション、電動パワーステアリングなどを徹底的にブラッシュアップさせたことで、新型N-BOXの走行フィールと安定感は「クラスを超えた!」と言えるほどのレベルになったのだ。



活発なターボエンジン搭載グレードはもちろんのこと、自然吸気エンジン搭載グレードでも、普段使いにおける動力性能は十分。

CUSTOMには専用のアルミホイールが装備される。

CUSTOMには専用のアルミホイールが装備される。


また全車に標準装備される先進の安全運転支援システム「Honda SENSING」も、従来型以上に進化したものが採用された。そのため市街地などを安全に走ることができるのは当然として、長距離ドライブもまったく苦にならない。



軽自動車と聞くと、「お買い物用のセカンドカーでしょ?」的な反応をするユーザーも少なくない。その気持ちがわからないわけではないが、少なくとも新型ホンダ N-BOXに対しては、特に新型N-BOX CUSTOMに対しては、そういった反応をすべきでないように思う。



新型ホンダ N-BOX CUSTOMは、すべての事象においてミニバンからの“前向きなダウンサイジング”として乗り換える人も増えてきた今、「新たなファーストカー候補のひとつ」として認知すべき存在なのだ。

山本 大=写真 伊達軍曹=文

※2022年1月~2022年12月の登録車を含む国内新車販売台数第1位(全軽自協力・自販連調べ)

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