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「Plastic Coast」出展作品をチェック!

漂着した、青いポリタンクをもとに製作。タンクをよく見ると「過酸化塩素水」と書かれていたそうで、漁網の消毒で違法に使われている塩酸などが隠蔽され、海に捨てられたものだった。

漂着した、青いポリタンクをもとに製作されたアート。タンクをよく見ると「過酸化塩素水」と書かれていたそうで、漁網の消毒で違法に使われている塩酸などが隠蔽され、海に捨てられたものだった。

漂着した、青いポリタンクをもとに製作されたアート。タンクをよく見ると「過酸化塩素水」と書かれていたそうで、漁網の消毒で違法に使われている塩酸などが隠蔽され、海に捨てられたものだった。


作品の背景は、地球が誕生したときをイメージしてKeeenueさんが描いたもの。地球が生まれた45億年前の海は酸性の海で、とても生き物が住める環境では無かったそう。

作品が展示されている壁にも、地球が誕生したときをイメージしてKeeenueさんが描かれた作品が。地球が生まれた45億年前の海は酸性の海で、とても生き物が住める環境では無かったそう。


Keeenue
/1992年神奈川県藤沢市出身。壁画制作やペインティング作品の発表、アートワーク提供など国内外問わず、さまざまな活動を展開。具象でありながら抽象絵画のような、独創的で鮮やかな世界観は鑑賞者のイマジネーションを誘発し、それぞれの捉え方や気付きを与える。NIKE、Facebook、SHAKE SHACK、ABC-MARTなど数多くのコラボレーションを手掛け、注目を集める。Instagram@keeenue_



adidasと海洋保護団体「パーレイ・フォー・ジ・オーシャンズ」がプラスチックゴミをアップサイクルしてプロダクトを作った際に、松原さんが製作した作品。

adidasと海洋保護団体「パーレイ・フォー・ジ・オーシャンズ」がプラスチックゴミをアップサイクルしてプロダクトを作った際に、松原さんが製作した作品。


松原光(Hikaru Matsubara)/1988年生まれ。漁師などを経て、アーティスト活動をスタートする。グラフィカルな形とシンプルな線に少しのユーモアを交えた表現をするアーティスト。adidas、LACOSTE、POPEYE、BEAMS、SUNTORY等にアートワークを提供している。Instagram@hikaru_matsubara
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水面に浮かんで位置を標示する役割を持つ「ブイ」やペットボトルからできたキャンバスに絵が描かれている。

水面に浮かんで位置を標示する役割を持つ「ブイ」にアートが描かれている。


ペットボトルからできたキャンバスに絵が描かれている。

こちらの作品、実はペットボトルからできたキャンバスだ。


山本ユフィ(Yufi Yamamoto)
/日本、韓国、ロシアにルーツを持つ気鋭のペインター。16歳で単身アメリカへ渡る。10年以上のカリフォルニア・ライフの中で培ったアートは、レトロスクールな色調、LAのストリート・サーフカルチャーからインスパイアされ、サイケデリックでポップかつアンニュイな雰囲気が特徴。Instagram@yufiroofyart

Pimlico Arts Japanさんが海で拾ったゴミで作ったランプに、花井祐介さんが顔を描いたコラボ作

Pimlico Arts Japanさんが海で拾ったゴミで作ったランプに、花井祐介さんが顔を描いたコラボ作品。


ちゃんと点灯もできるようになっている。

ちゃんと点灯もできるようになっている。


Pimlico Arts Japanさいとうとおる
/リサイクラー。1979年神奈川県生まれ、葉山在住。2015年、ヨーガン・レールの展示と作品に感化され制作を開始。Pimlico Arts Japan名義で海に漂着した海洋プラスチックを素材にした作品づくりを行う。Instagram@pimlicoartsjapan

花井祐介 (Yusuke Hanai)/1978年神奈川県出まれ。50~60年代のカウンターカルチャーの影響を色濃く受けた作風で、日本の美的感覚とアメリカのレトロなイラストレーションを融合した独自のスタイルを形成している。アメリカ、フランス、オーストラリア、ブラジル、台湾、イギリス、中国、香港、シンガポールなどで作品を発表。また、VANS、NIXON、BEAMSといったブランドへのアートワークの提供など、国内外問わず活躍の場を広げている。Instagram@hanaiyusuke



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展示は今週末24日(日)まで。まずは家に飾れるアート作品から、「海ゴミ問題」の現状を知ることから始めよう。
Exhibition #04「Plastic Coast」
会期:3月16日〜3月24日(日)12:00〜19:00/入場無料
場所:elephant STUDIO 2F/東京都渋谷区渋谷2-7-4
協力:WATOWA Gallery / 後援:長崎県対馬市

[問い合わせ]
WORDS Gallery
https://words-gallery.com/

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