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有酸素運動を取り入れるとデメリット対策になる

Pixabay

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ーー長時間の筋トレによって寿命が縮むリスクを軽減するには、時間を短くする以外に対策できないでしょうか?

筋トレと一緒に有酸素運動をする方法もあります。実際に我々の研究でも、筋トレと有酸素運動をそれぞれ単独で行うよりも、組み合わせた方が寿命が縮むリスクを軽減できるという結果が確認されました。

ーー有酸素運動を取り入れる場合、筋トレと同じぐらいの頻度で取り入れたほうが良いのでしょうか。

具体的な割合は決まっていませんが、健康目的で運動するなら有酸素運動をメインにすることが大切です。過去のさまざまな研究で、ウォーキングをしたり軽く走ったりすると寿命が縮むリスクを軽減できることが分かっており、研究成果としては筋トレの結果よりも充実しています。

また、厚生労働省が出している「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」では、少しでも身体を動かす、つまり有酸素性の身体活動を行うことがメインメッセージとして推奨されています(1日60分以上、約8000歩以上)。
病気の発症や死亡率を軽減したい方は、有酸素運動をベースに週2〜3日の頻度で筋トレを取り入れるのが良いでしょう。


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