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「帰りたくない」と言われる理由

沖縄らしさとラグジュアリーが融合した施設、ゴルフにプール、スパ、アクティビティと大人から子供まで楽しめる幅広い体験、沖縄産の食材をふんだんに使用した絶品料理、そして質の高いサービスを兼ね備えた「ザ・リッツ・カールトン沖縄」。

海外からは長期で滞在されるゲストが多く、長ければ1カ月も滞在、のケースもあるとか。

最終日の朝食時に「全てがパーフェクトだった。この滞在が終わってしまうことが寂しい」と涙を流されるゲストもいらっしゃったといいます。

次回戻ってくるのが待ちきれないというゲストや、お世話になった全てのスタッフへ感謝の気持ちを手書きのメッセージで綴ったゲストもいらっしゃるのだそう。

そんな「帰りたくない」という気持ちにさせる接客の秘訣について、ザ・リッツ・カールトン沖縄のスタッフにうかがったところ、「一番大切にしていることは、お客様とのエンゲージ」との答えが返ってきました。

ゲストとのやり取りの中で"今回の旅の目的"や"好み(プリファレンス)"などWowに繋がるキーを探し、ここでしか体験のできない、パーソナルなサービスや関係性を築いていくことを常に行っているといいます。

沖縄にハーフ移住─北海道から冬だけ、など

「ザ・リッツ・カールトン沖縄」には、本土から沖縄にハーフ移住されているお客様が宿泊されることもあるといいます。

コロナ以降、リタイア世代を中心に本土から沖縄にハーフ移住する方が増えているようです。

Getty Images

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エリアとしては関西方面の方が多いようですが、北海道の方が冬の間沖縄にハーフ移住するというケースも多く、沖縄県内の有名ゴルフ場のメンバーになられる方が多数いらっしゃるのだそう。

ハーフ移住者の方が「ザ・リッツ・カールトン沖縄」に宿泊される際も、沖縄屈指のチャンピオンシップのコースを持つ喜瀬カントリークラブでのゴルフを楽しむ方が多いといいます。

日本の安心さと海外のようなリゾート感を併せ持つ沖縄は、海外移住は言語や治安の面で不安という方にとって、これからさらに注目の地となりそうですね。

清水裕美子◎日本航空(JAL)の客室乗務員として国際線ビジネスクラス、ファーストクラスなどを含め約5年乗務する。退職後はCA流美容コンサルタントとしてセミナー、メディアなどで活動するほか、日本初のCAが発信する総合情報サイト「CA Media」を立ち上げる。著書に、『ファーストクラスCAの心をつかんだ マナーを超えた「気くばり」』(青春出版社、2020年7月刊)など。



清水裕美子=文 石井節子=編集
Forbes JAPAN=提供記事

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