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2024.03.10

ファッション

「バリー」の新クリエイティブ・ディレクターを直撃!匿名的なプレシャスデニムの着想源

シモーネ・ベロッティ● ドルチェ&ガッバーナやボッテガ・ヴェネタ、グッチなどで上級職を歴任し、2022年10月にバリーへ入閣。23年には新クリエイティブ・ディレクターに任命され、24年春夏でコレクションデビューを飾る。デニム上下に白Tのスタイルがかなり格好いい。

シモーネ・ベロッティ● ドルチェ&ガッバーナやボッテガ・ヴェネタ、グッチなどで上級職を歴任し、2022年10月にバリーへ入閣。23年には新クリエイティブ・ディレクターに任命され、24年春夏でコレクションデビューを飾る。デニム上下に白Tのスタイルがかなり格好いい。

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とびきりプレシャスなデニムを発見。新生バリーが手掛けた、オーセンティックで匿名的な一本だ。

その魅力を深堀りすべく、今季よりクリエイティブ・ディレクターを務めるシモーネ・ベロッティさんにあれこれ訊いてみた。

「プレシャスデニムの着想源はなんですか?」

——シモーネさん、こんにちは。まずは24年春夏コレクションのテーマをおさらいさせてください。

スイス、アーカイブ、そしてモンテ・ヴェリタですね。

——靴やバッグなど、バリーが誇るアーカイブに着想を得たと伺いました。

はい。まずはバリー家の家紋です。それから、1923年のグレンデール、40年のバリーリーナ、51年のスクライブといったシューズ。アイコニックなリボン付きバッグ、ベケットからもイメージを膨らませました。

170年を超えるバリーの伝統に軸足を置きながら、フレッシュで開放的なコレクションを展開。

170年を超えるバリーの伝統に軸足を置きながら、フレッシュで開放的なコレクションを展開。


——デニムにも特別なデザインソースはありますか?

90年代に活躍したアメリカのフォトグラファー、ウィリアム・ゲドニーの作品から刺激を受けています。サンフランシスコの少年の姿を捉えた写真が特に有名で、とても印象的です。

ロングコートやレザーと合わせたシンプルなデニムスタイルは、会場となったミラノでもひと際大きな注目を浴びた。

ロングコートやレザーと合わせたシンプルなデニムスタイルは、会場となったミラノでもひと際大きな注目を浴びた。



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