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2024.03.05

ファッション

「501を洗ってはくのが不変の日常」フォトグラファー 若木信吾さんの“デニムの履歴書”

フォトグラファー 若木信吾●1971年、静岡県生まれ。米国・ロチェスター工科大学写真学科を卒業後、写真家デビュー。映画監督としての顔も。今春、主宰するヤングトゥリーより最新写真集が発売予定。

フォトグラファー 若木信吾●1971年、静岡県生まれ。米国・ロチェスター工科大学写真学科を卒業後、写真家デビュー。映画監督としての顔も。今春、主宰するヤングトゥリーより最新写真集が発売予定。

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アメリカに留学した10代後半の頃は、スケートカルチャーに大きな影響を受けていたため、デニムはスケートブランドの極太シルエットのものが主流でした。

ラリー・クラークの映画『キッズ』に出てきたティーンのように、服はいつも上下ダボダボのサイズ感だったのを覚えています。

デニムを意識的にはくようになったのは、仕事を始めて日本とアメリカを行き来するようになった20代後半。

「リーバイス  ビンテージ クロージング」のデニム。若木さんといえば、ウォレットチェーンもトレードマーク。それは90年代から変わっていないという。左のバックポケットは、必ず財布の形に色落ちしている。

「リーバイス ビンテージ クロージング」のデニム。若木さんといえば、ウォレットチェーンもトレードマーク。それは90年代から変わっていないという。左のバックポケットは、必ず財布の形に色落ちしている。


そのときから今まで、デニムといえばリーバイス「501」が絶対。

理由は、微妙なユルさがあって、あれこれ考えずラクにはけるから。誰にでも似合うけれど、計算しているようなぴっちりとした印象がない。それが魅力です。

僕は、はくたびに毎回洗いたいタイプなので、人より色落ちするスピードが早い。なので、購入の際はリジッド一択。干してパリパリになった感じもまた好みです。


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