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2024.03.02

ファッション

「リーバイス 501と505が原点かつ現在地」ベドウィン渡辺真史さんのデニム遍歴

ベドウィン & ザ ハートブレイカーズ  ディレクター 渡辺真史●1971年、東京都生まれ。90年代にテンダーロインの立ち上げに参画し、2004年に独立。これまで手掛けたデザインアイデアの多くは、リーバイスからの影響も大きいと語る。

ベドウィン & ザ ハートブレイカーズ ディレクター 渡辺真史●1971年、東京都生まれ。90年代にテンダーロインの立ち上げに参画し、2004年に独立。これまで手掛けたデザインアイデアの多くは、リーバイスからの影響も大きいと語る。

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中学時代、当時古着店でアルバイトをしていた姉から買ったリーバイス「501」。それが初めてファッションを意識して手に入れたデニムです。それから、デニムの経年変化に魅せられて、あらゆるデニムと付き合ってきました。

振り返れば、ヴィンテージ、極太ストレート、タイトなブラック、個性あるデザイナーズ……という具合に、時期によりまったく個性の違うデニムをはいてきました。

ベドウィンのレギュラーフィットモデル「ボーイ」。「505」を想起させる、裾がすっきりしたストレートデニム。ネイビーのワントーンの着こなしが最近の気分。

ベドウィンのレギュラーフィットモデル「ボーイ」。「505」を想起させる、裾がすっきりしたストレートデニム。ネイビーのワントーンの着こなしが最近の気分。


でも結局、自分のなかで変わらないデニムのルーツは、リーバイス「501」と「505」。

そんな王道モデルをさらっと無頓着にはいても、なぜか素敵に見える。自然体なのにとびきり格好いい男性が目指すべき理想像です。
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朝起きて何も考えず目についたトップスに、定番デニムを合わせる。それだけでサマになったら本望。ディテールや稀少性、高価か否かにとらわれず、肩肘張らない感覚でデニムと付き合っていきたいですね。
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渡辺真史さんの「デニムの履歴書」



[1980年〜]姉から買ったリーバイス「501」がデニムのルーツ
中学1年のときに貯金をはたいて3万円前後で購入。初「501」は、アイスウォッシュに近い色み。以後「501」をはき続け、高校からは「505」も愛用する。こちらはそんなルーツのごく一部。




[1990年〜]渋カジ、アメカジの影響で嗜好が変化
渋カジブームが続いていた大学時代は、その関連書籍に影響を受け、40インチの極太デニムをはくことも。その後渡英し、友人らと人生初のアパレルブランドを立ち上げる。当時の世相を描いた書籍は今もバイブル!
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[2000年〜]デザイナーズやモードにも傾倒
A.P.C.やダブルアールエル、トム ブラウンなど、デザイナーズもはくように。当時は世界中を旅しており、それが自身のブランド“ベドウィン(遊牧民)”を作るきっかけとなった。
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