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外観だけでなく、内装もしっかり“今の気分”でカスタマイズされている

ポルシェ乗りなら一度は憧れるであろう、RUFの964ポルシェ。

ポルシェ乗りなら一度は憧れるであろう、RUFの964ポルシェ。


“無駄”なのは外観だけじゃありませんよ。先ほどのシアンやケーニッヒ・テスタもそうですが、今回は内装のカスタマイズも見ていただこうと思います。

まずはポルシェ。それもRUFの964ポルシェ(RUFを知らない人はググって見てください)です。ポルシェってナンパな男も選びがちですが、これは漢のポルシェです。ストイックに深夜の湾岸を疾走する漢が乗る車です。

これもバブルを象徴する一台ですが、その内装はというと、下記のようにタータンチェック。めちゃくちゃ格好いいでしょ?

ポルシェ911伝統の5連メーターも、本革で囲まれるよりファブリックのほうがしっくりとくる。

ポルシェ911伝統の5連メーターも、本革で囲まれるよりファブリックのほうがしっくりとくる。


昔はヨーロッパ車ってファブリック仕様が多かったんです。それがいつの間にか“本革=上級、ファブリック=チープ”というイメージが付いてしまった。けれど、それが3周くらい回って、今はファブリックのほうが格好いいんです。

グレイッシュブルーの全塗装にゴールドのBBS プリマドンナを履いたE30(BMW 3シリーズ)。

グレイッシュブルーの全塗装にゴールドのBBS プリマドンナを履いたE30(BMW 3シリーズ)。


E30(BMW 3シリーズ)は外観もいいんですが、この内装もすごい。ブラックで締めて、オレンジをアクセントに使ったチェックです。シートベルトもオレンジで合わせてます。

E30の内装。シフトブーツまでしっかりチェックでまとめられている。

E30の内装。シフトブーツまでしっかりチェックでまとめられている。


遊んでます。ここまで遊べば凄いですよ。E30といえば、バルブ当時は「六本木のカローラ」なんて揶揄されるくらい溢れていた車ですけど、4周まわるとこれになるんです。一見フツーの車でも、これくらい趣味の車にできるんです。


3/3

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