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顔の筋肉は複雑。表情筋を理解しよう!

Unsplash+

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――表情筋というのは、顔の筋肉のことですよね。

はい。顔の表情をつくる筋肉を総称して表情筋と呼び、30種類くらいあります。
資料提供)ヤーマン株式会社「表情筋研究所」

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――たるみなどを改善するには、どの表情筋を鍛えればいいですか?

身体と同じで、表情も複数の筋肉が関わって動きます。そのため、表情筋の1カ所のみをケアするだけでは改善に繋がりません。

さらに頭皮と顔の皮膚はつながっていますから、まずは頭の筋肉を物理的にほぐして柔らかくしたり、肩や鎖骨周りの老廃物をしっかり流しておくことも表情筋ケアの重要なポイントです。

表情筋は、ただ動かせば良いというわけではありません。鍛えたい筋肉と、普段使いすぎているために休ませたい筋肉があります。

図を見ていただくとわかるように、顔の筋肉は下半分に集中しています。中でも注目したい表情筋が、大小頬骨筋と咬筋です。たるみに引っ張られる頬の大小頬骨筋は鍛え上げたい筋肉。逆に咬筋はゆるませることでフェイスラインのもたつきをケアすることができます。

――咬筋とは?

いわゆる食いしばり筋といわれる筋肉です。睡眠時や身体の筋トレをしているときに、奥歯をぐっと食いしばっていて、咬筋に力が入ってしまっている方がとても多いんです。この筋肉が発達しすぎすると、ほうれい線が目立ちますし、顔が大きい印象になったり、エラが張ってしまうなどの顔の変化を引き起こします。


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