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2024.02.27

ファッション

デザイナー榎本光希のモノ選びの流儀「快適な使用感にこだわりたい」

「IWC」の腕時計。10年ほど使っているパイロットウォッチ「マーク12」は、まさに飽きのこないデザインを体現。

「IWC」の腕時計。10年ほど使っているパイロットウォッチ「マーク12」は、まさに飽きのこないデザインを体現。

「Feel So Goodなモノ語り」とは……
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アタッチメント、ヴェイン デザイナー
榎本光希さん
複数のデザイナーズブランドでのスタッフ経験を経て、2022AWシーズンにアタッチメントのデザイナーに就任。19年からは自身のブランド、ヴェインのデザインも手掛ける。

シンプルで飽きのこないものを使い続けるのが僕の流儀。特にここ数年は、意識せずとも体に馴染むような、心地いい素材感や使用感を手に取るようになりました。

「アタッチメント」のカットソー、タンクトップ。タフさと快適さを追求し、すべてコットン100%に。細部まで凹凸を少なく設計し、ステッチも目立たない。

「アタッチメント」のカットソー、タンクトップ。タフさと快適さを追求し、すべてコットン100%に。細部まで凹凸を少なく設計し、ステッチも目立たない。


どんなジャンルのものでも、飾りっ気がないデザインと、実際に使ってみて快適であること。その両者を満たす機能美に溢れたプロダクトとできるだけ長く付き合っていきたいと考えています。

「ポラロイド」のカメラ。ランウェイショーのバックステージなどを「SX-70」で撮影。スマホにはない使用感と仕上がりに魅せられた。

「ポラロイド」のカメラ。ランウェイショーのバックステージなどを「SX-70」で撮影。スマホにはない使用感と仕上がりに魅せられた。


特に日々身に着けたり頻繁に使うものはなおさらです。カラダに直接触れるカットソーや腕時計はその代表格で、好きでたまに撮影をするインスタントカメラから消耗品のボールペンといった道具まで。

「uni」のボールペン。書き味とコスパを追求して行き着いたのが、赤青2色の油性ボールペンとシャープペンを備えた「ジェットストリーム」。

「uni」のボールペン。書き味とコスパを追求して行き着いたのが、赤青2色の油性ボールペンとシャープペンを備えた「ジェットストリーム」。


いついかなるときも、飾らず快適でいられたら理想的ですね。

高橋絵里奈、品田健人=写真 黒澤卓也、長谷川茂雄、菊地 亮=文

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