そしてもうひとつは、2022年7月、5年もの構想を経て完成した香港の新ランドマーク「香港故宮文化博物館」。
中国・北京故宮博物院より貸し出された900点以上の美術品に加えて、フランス・ルーブル美術館より貸し出された美術品も展示。貴重な中国陶磁器などの宝物は必見です。
このふたつのアート施設を中心に、一帯がアートとカルチャーのハブとなっており、施設と施設の間にある広大な芝生エリアとArt Parkという公園は香港の若者たちのピクニックの新定番スポットとなっています。レジャーシート持参でピクニックを楽しめば、あなたも香港人の仲間入りです。
定番といえば、「シンフォニー・オブ・ライツ」でしょう。九龍半島の先端、観光の中心でもある尖沙咀(チムサーチョイ)のハーバー沿いから観られる音と光のショーは、2004年から毎晩20時に開催されています。
音楽と共に高層ビルがイルミネーションになるライトアップショー「シンフォニー・オブ・ライツ」。
香港滞在中、なんやかんや1回は観に行ってしまうショーですが、定番エリアも楽しみ方がアップデート。
このライトショーが行われる尖沙咀のハーバー沿いには、巨大ラグジュアリー商業施設「K11 MUSEA(ミュシーア)」が2019年にオープンしました。
数々のアートが展示されるこのモールで、ショッピングやディナーをギリギリまで満喫し、20時になったら外に出て、「シンフォニー・オブ・ライツ」を観るのが、最新の効率の良い楽しみ方です。
子供連れの方は、K11 MUSEAに2021年3月オープンした「レゴランド・ディスカバリー・センター香港」へ行くのもいいでしょう。
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