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スーパーキャリイマウンテントレイル

スズキ「スーパーキャリイマウンテントレイル」。フロントバンパーにウインチを備えると全長が軽規格を超えるので、わざわざリアを削ってサイズを抑えている。

スズキ「スーパーキャリイマウンテントレイル」。フロントバンパーにウインチを備えると全長が軽規格を超えるので、わざわざリアを削ってサイズを抑えている。


仕事用で使われることの多い軽トラを「遊びにもガンガン使ってほしい」とちょいアゲしてオフロードタイヤを装着。

転倒しても乗員を守れるようにボディはロールゲージで覆われた。

転倒しても乗員のいるキャビンが壊れないように斜めにロールゲージが入る。

転倒しても乗員のいるキャビンが壊れないように斜めにロールゲージが入る。


また荷台にはスペアタイヤはもちろん、ポリタンクを取り付けられるので、燃料も水も持って行区必要がある未開の地も安心だ。

荒れ地を進んでも乗員が揺さぶられないように、シートはバケットタイプ。転倒してもいいように窓のないロールゲージのドアが備わる。

荒れ地を進んでも乗員が揺さぶられないように、シートはバケットタイプ。転倒してもいいように窓のないロールゲージのドアが備わる。


……と、聞けば聞くほど、アメリカのピックアップ版オーバーランダーと同じ発想じゃないかと気づく。

向こうはなんでもかんでも載せられる大きなピックアップ、こっちは軽規格内にしっかり収まることにこだわった “軽トラ”だけど、最近アメリカでは「ケイトラ」がちょっとしたブームになっている。

だから、こんな軽トラオーバーランダーが海を渡ったら、たちまち人気者になるのでは? ぜひとも我々日本男子が最初に野や山を駆けめぐりたいので、スズキさん。マジで作っていただけますか?

籠島康弘=文

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