ロロ・ピアーナ・インテリアから、新しいフルオーダーメイドサービスを伴う新作コレクションが発表された。
今シーズンからは、従来のオーダーメイドサービスにベッドルーム、テーブル、バス、スパゾーンに焦点を当てたパーソナライゼーションが新たに加わる。
▶︎すべての写真を見る ロロ・ピアーナ・インテリアのディレクターであるフランチェスコ・ペルガモは、「私たちのコレクションの基本は常にテキスタイルであり、それは卓越性の証だ。2024年はパーソナライゼーションを視野に入れながら、最高品質のリネンとコットン、もちろん私たちのDNAの本質であるカシミヤの手触りにも焦点をあてる」と語る。
今年はテキスタイルの新商品も登場。インテリア用ファブリックの「ヘブリディーズ」はクラシックな英国製ハリス・ツイードとその豊かな色彩を、ロロ・ピアーナが独自に開発したカシミヤ・コースヘアで表現し、温かみのあるメランジ調に仕上げている。
室内装飾品やアクセサリー用のテキスタイルに新たに追加されたのは、カシミヤとウールの「ハンハイ」。幅3mで、主に大小の家具、アクセサリー、ダブルハイトのパネルのカバーや布張りに使用される。
同様に幅3mの「ポネンテ」。大きなカーテン用にデザインされたこの生地は、カシミヤとリネンで作られており、リネンの天然のスラブが快適な質感を生み出す。
心地良い素朴なタッチで、室内装飾やアクセント・クッションをカバーする「タスコ」。この素材はコットン、ビスコース、ジュート、麻を混紡し、ロロ・ピアーナ・インテリアの生地として初めて採用された。重厚感と立体的な織り、意図的に不規則な色使いが特徴だ。
ベルベットのシリーズの「モーニング・ルーム」は、23色の鮮やかな色の、柔らかくて丈夫なコットン生地。室内装飾品、ベッドのヘッドボード、ディヴァンやパネル、そして鮮やかなアクセント・クッションに最適。
屋外用の新製品では「トレヴィラ」を高い割合で使用している。トレヴィラは、過去の製造工程で出た端材を回収し、特別なプロセスによってリサイクルされ、最高品質の糸に変えられたもの。風雨に耐え、環境に配慮した完全難燃性の生地が誕生した。
18色から選べる「エズ」はヘリンボーン柄で、無地とさまざまなコントラストのツートンカラー。「セント・ラファエル」は、新しい無地の屋外用ファブリックで、安定性と耐久性に優れている。無地とストライプの「ル・ラヴァンドゥー」と「ラ・ポンシュ」は、意図的に不規則な表面を持つテクスチャー生地だ。
ベッドカバーのオーダーメイドサービスには、新しいオプションが加わり、エッジとトリムを施したシーツ、枕カバー、掛け布団カバーをコーディネイトできるようになった。
今回はオーガニックコットンとリネン、そしてコットンとカシミヤ素材の生地を選択できる。オーガニックコットンとリネンの繊維は、栽培と製造の両方の段階で、農薬や化学製品を使用せずに生産されている。
テーブル用にはプレースマット、またはクラシックなリネンのテーブルクロスを用意。透かし彫りや刺繍、コントラストを効かせた縁取りで華を添える。
［問い合わせ］ロロ・ピアーナ ジャパン03-5579-5182 
