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2024.02.04

ライフ

宿題なし、からっぽのリュックで登校。子育てしやすい国、スウェーデンは何かが違う



当記事は「ボーネルンド公式ウェブサイト」の提供記事です。元記事はこちら

スウェーデンの首都で、北欧最大の人口を擁する世界都市・ストックホルム。大小14の島々からなる美しい水都で街にはたくさんの運河が通っています。またスウェーデンは「子育てしやすい国」としてもよく知られています。

子育てしやすい理由は教室にも

スウェーデンはインクルーシブ教育が進んでいて、さまざまな子どもたちが同じ教室で過ごしています。ざわつきが気になり集中が難しい子どものためには、作業するときに使用できるヘッドセットが常備されています。

一部の子どもはそれを必ず使えるように先生が配慮していて、それ以外の子どもたちも使いたければ自由に使うことができます。色やイラストで視覚的に1日のスケジュールが分かるような工夫も、あちこちに見られます。



土曜日はお菓子の日!

スーパーには土曜日に人だかりのできる一角があります。それはお菓子の量り売りコーナー。主にグミやチョコレートで、大人も子どもも好きなお菓子を選んで買い物します。子どもの(大人も!?)砂糖菓子を制限している家庭は多く、「ルーダスゴディス:土曜日のお菓子(お菓子は土曜日だけ)」という習慣も。

そんな風にがんばっているスウェーデン人ですが、砂糖菓子の一人あたりの年間消費量は約16kgで世界1位なのだそうです……。



パパも育児でへとへとです

男性の9割以上が育休を取得するスウェーデン。男性でも3か月〜1年ほど育休をとり、その間はパパ一人で家事や育児を切り盛りするのが一般的です。保育園や学校に毎日送迎するのも、小さな赤ちゃんを連れて上のきょうだいを公園で遊ばせるのも、パパママ半々。

赤ちゃんに大泣きされて疲れ切ってるパパ、保育園のお迎えであいさつ代わりに「育児めっちゃ疲れた」「早く仕事に戻りたい」など愚痴るパパをみると「育児って誰でも大変だよね……」とすごく共感します。

育児について語り合う、スウェーデンのパパたち。

育児について語り合う、スウェーデンのパパたち。



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